周期の根拠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:04 UTC 版)
19太陽年は、7002365242192640000♠約365.242192640 日×19 = 7003693960166016000♠約6939.60166016 日である。一方、235朔望月は、7001295305888530000♠約29.530588853 日×235 = 7003693968838045500♠約6939.688380455 日であり、ほぼ等しくなっている(誤差は 約 1.25 × 10−5)。12か月 × 19年 + 7か月 = 235か月であるので、メトン周期に従うと太陰太陽暦では19年間に7回の閏月を入れれば、太陽年とのずれがほぼ解消されることになる。朔望月と太陽年との比は、235/19 = 7001123684210526300♠12.36842105263...となる。 ただし19太陽年と235朔望月とは完全には一致しておらず、19太陽年につき、7003693968838045500♠6939.688380455 − 7003693960166016000♠6939.60166016 = 約 6998867202950000000♠0.086720295 日(約2.081時間)ずれている。この差は219太陽年が経過すると、ほぼ1日ずれることになる((1日 / 0.086 720 295日)× 19年 = 219.095 年)。このため時々改暦を行い、ずれを修正する必要があった。
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