しゅうへん‐そうち〔シウヘンサウチ〕【周辺装置】
ハードウェア
周辺装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/04 04:02 UTC 版)
「チャコールキャニスター」の記事における「周辺装置」の解説
燃料タンクやキャブレターのフロート室へ接続される経路には、ガソリン蒸気の逆流を防止する逆止弁が取り付けられている場合がある。また、濃度の高いガソリン蒸気を凝縮させて燃料タンクに戻す、コレクタータンクが燃料タンク付近に設けられる場合もある。 インテークマニホールドに接続される経路には、パージコントロールバルブと呼ばれるチェックバルブや電磁弁、あるいはダイアフラムが取り付けられ、エンジンが回転してインテークマニホールドに負圧が発生している間のみ、ガソリン蒸気がチャコールキャニスターから吸引されるようになっている。パージコントロールバルブは、はじめは単純なチェックバルブが用いられていたが、その後にインテークマニホールドの負圧を利用して、回収経路を閉じるダイアフラムバルブが用いられるようになった。近年はターボチャージャーなどの過給機などによってインテークマニホールド内が正圧になってもチャコールキャニスターに逆流しないように、エンジンコントロールユニットで精密に制御された電磁弁が用いられるようになっている。 新鮮な空気(パージエア)を取り込む経路には、チャコールキャニスターに塵などが侵入することを防ぐエアフィルターや、ガソリン蒸気が漏出することを防ぐ逆止弁が組み込まれる場合がある。パージエアフィルターをもたない場合はエンジン吸気経路のエアクリーナーケースに接続される。 自然流下式の燃料供給や、ごく簡易なダイヤフラム式燃料ポンプによる燃料供給の場合には、タンク内の圧力を大気と等しく保つ必要がある。燃料蒸発ガス排出抑止装置の装備が義務づけられていない車種では燃料タンクのキャップに小さな通気口が設けて圧力の解放を行っているが、同時にガソリン蒸気をこの通気口から排出してしまう。排出抑止装置の装備が義務づけられた車種ではチャコールキャニスターを介して燃料タンクの通気が行われ、燃料キャップは密閉される構造となっている。近年では完全密閉型ではなく逆止弁を用いた吸気口を設けた燃料キャップが使われる場合も多い。
※この「周辺装置」の解説は、「チャコールキャニスター」の解説の一部です。
「周辺装置」を含む「チャコールキャニスター」の記事については、「チャコールキャニスター」の概要を参照ください。
周辺装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 20:53 UTC 版)
以下のような周辺機器が使用可能である。 IBM 1621 - 紙テープ読取装置 IBM 1622 - パンチカードリーダ/パンチ IBM 1624 - 紙テープパンチ(1621の内部に設置) IBM 1626 - プロッタ-制御装置 IBM 1627 - プロッター IBM 1311 - 磁気ディスク装置 IBM 1443 - ラインプリンター IBM 1405 - 磁気ディスク装置(RPQ、すなわち個別対応で接続可能)
※この「周辺装置」の解説は、「IBM 1620」の解説の一部です。
「周辺装置」を含む「IBM 1620」の記事については、「IBM 1620」の概要を参照ください。
周辺装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 01:47 UTC 版)
記憶媒体としては、さん孔紙テープが使われた。ソートや並べ替えが簡単なパンチカードとは異なり、紙テープは編集することが困難である。そのため、Expensive Typewriter や TECO といったテキスト編集プログラムが開発されることとなった。装備していたプリンタはIBMの電気タイプライター機構を使用しており、80年代風に言えば "letter-quality printing"(ビジネスレターを打つタイプライター並みの印字品質)を実現していた。そのため、世界初のワードプロセッサと呼ばれるTJ-2が発想されることに繋がったのである。 コンソールタイプライタは Soroban Engineering という会社の製品である。IBM のモデルBタイプライターの機構に改造を加え、キーを押したことを検知するスイッチとタイプバー(文字を打つ部品)を駆動するソレノイドを加えたものであった。大文字と小文字の区別はタイプバスケット(タイプバーの並んだ部分)全体を上げ下げして印字を上げ下げすることで実現していた。インクリボンは赤と黒の二色のものが装備されていて、どちらの色で印字するかを選択できるようになっていた。一般にユーザーの入力とコンピュータの応答を区別するのに色を使用するようプログラムが組まれていた。Soroban の機構は信頼性に乏しく、大文字/小文字の切り替えや色の切り替え時に故障に陥り易かった。 オフラインのプリンタは Friden Flexowriter 社製で、PDP-1で使われていたF10-DEC文字コードを扱えるように専用に開発されたものである。コンソールタイプライターのように、同じIBMの電気タイプライターの機構をベースにしている。 しかし、Flexowriter は非常に信頼性が高く、長時間誰も見ていない状態で印字させておいても大丈夫であった。Flexowriter には電気機械式の紙テープさん孔装置と読み取り装置が付属していて、タイプライター部と同時に使用することができた。印字速度は1秒間に約10文字である。PDP-1を使った典型的な処理手順は、テキスト出力をPDP-1の「高速(毎秒60文字)」さん孔装置で紙テープに出力し、それをFlexowriterに持っていってオフラインで印字するというものであった。 後年、DECtape装置が一部のPDP-1システムに追加され、データやプログラムのバックアップが容易になり、初期のタイムシェアリングも可能となった。タイムシェアリングは、プログラムやデータをコアメモリから二次記憶装置に自動的に退避させ、コアメモリに再び自動的にロードする必要があった(スワッピング)。その用途では紙テープより磁気テープが信頼性の面でも耐久性の面でも性能面でも格段に優れていた。初期のハードディスクドライブは高価で信頼性が低かった。そのため装備したとしても、恒久的なファイルストレージとしてよりもスワッピングの高速化に使われることが多かった。
※この「周辺装置」の解説は、「PDP-1」の解説の一部です。
「周辺装置」を含む「PDP-1」の記事については、「PDP-1」の概要を参照ください。
「周辺装置」の例文・使い方・用例・文例
周辺装置と同じ種類の言葉
- 周辺装置のページへのリンク