呪符の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 05:10 UTC 版)
数えきれないほど無数に存在している霊符は、主に字の組み合わせで成り立っているもの、図のみで成り立っているもの、字と図の組み合わせで成り立っているものの三つに分けられることができる。符は三種類に区分すると記載されており、また、別の符の紹介もある。 以下、「字符・図符・字図符」の三つに区分することができる。 字符 - 文字通り、字の組み合わせで成り立っている霊符を指す。これが定番といえよう。符の中でも紙に文字が記載されているものが当たり前といえるだろう 図符 - 図だけからなる霊符で「真形図」という名称で呼ばれることも多いともっともその図自体が、よく見ると各種の文字を変化させたものであったり、文字として扱われているようなことも多く、純粋に図だけという符は比較的に少ない。 字図符 - 天神様の肖像などと符文を結合して、一つのものとした符録でありました。この種類の符録はかなり数多く古代中国墳墓などを発掘中に発見されることが多々ある。神からの直接いただいた文字としても意義をとれる。 前漢以前の符には、符薬、符信、竹使符、虎符、使符などと呼ばれるものがある。例を挙げると鎮宅霊符が道教確立以前に使用されたとのことである。鎮宅霊符は主に家内の安全を保つこと、また、そのために行われる祈禳の総称。安宅ともいう。人間が住む家屋及びその下の地域、土地などには様々な鬼神が満ちている。それらが人間の行う不適切な行動によって穢れ、観念されていた。なお、道教の道士たちも使用をしていた。悪影響を除くことを優先に行われていました。時代を重ねるに至って、道士たちは鎮宅霊符の技法を発展させ、五方角に貼るなどの技を編み出した。一般的には各戸の正庁に貼られるのが見えている。
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