和製英語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 00:59 UTC 版)
和製英語(わせいえいご)は、日本語の中で使われる和製外来語[1]の一つで、日本で日本人により作られた、英語の言葉や英語に似ている言葉(固有名詞や商品名などを除く)である。英語圏では別表現をするために理解されなかったり、もしくは、全く異なった解釈をされたりする場合がある。
- ^ 広辞苑第6版
- ^ a b c d 石野博史「外来語」『講座日本語と日本語教育第6巻 日本語の語彙・意味(上)』明治書院、1989年。
- ^ 小島義郎・竹林滋・中尾啓介(編)『カレッジライトハウス和英辞典』研究社、初版1995年。
- ^ 亀田ら (2014)、iiiページ(まえがき)。
- ^ 亀田ら (2014)。
- ^ 陣内正敬『外来語の社会言語学 日本語のグローカルな考え方』世界思想社、2007年。
- ^ 西尾寅弥「語種」『朝倉日本語講座4 語彙・意味』朝倉書店、2002年。
- ^ 『日本国語大辞典第2版』「ナイター」の項。
- ^ “「ナイター」ってホントに和製英語? - 時とともに変わる言語1 - 0llo.com”. 2017年3月31日閲覧。
- ^ 坂田俊策『NHKカタカナ英語うそ・ほんと』1988年5月20日、6頁。
- ^ a b “【通じない英語】 「キャンペーンガール」はネイティブが使わない和製英語” (2016年6月23日). 2019年2月7日閲覧。
- ^ “コンテナハウス”. コトバンク. 2022年7月18日閲覧。
- ^ “海外でまったく通用しないファッション用語:ショーツ”. 男子専科 official (日本最古の男性ファッション誌) (2017年5月31日). 2024年1月21日閲覧。
和製英語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 08:24 UTC 版)
大学講師時代からの研究テーマのひとつである「和製英語」とは、「英語っぽく作られている日本語の単語」のことである。 和製英語が生まれる背景については、「カタカナの存在」が大きいという。 「日本語には外国語をカタカナ表記する習慣があって、単語同士をくっつけたり創造したり、略語にしたりする土壌」があるため、「パソコン」といった和製英語が出来やすい。 和製英語の研究を始めたきっかけとしては、友人が発した「パイプカット」という言葉があり、 「その瞬間、和製英語と恋に落ちた」という経緯がある。 和製英語は「英語ではなく日本語」であるため、海外で使うと「言いたいことが伝わらない可能性」が高い。 従って「外来語(カタカナ用語)と和製英語を区別ができるようになることはとても大事」と主張する。 また、英語話者にも「何となく分かる和製英語」として、「ベビーベッド」や「ベビーカー」を挙げている。 正しくは英語で、ベビーベッドは“crib”、ベビーカーは“stroller”であるが、和製英語の方がむしろ分かりやすく、「クリエイティブな単語」であると指摘する。 一方で、「同じ単語なのに、本来の英語の意味とは違うタイプの和製英語」については、注意を促している。 代表的な例としては、「アグレッシブ」と「ナイーブ」がある。 日本人はアグレッシブを「活発」の意味で使うが、本来の意味は『攻撃的』であり、また、ナイーブは「繊細」ではなく、『物知らず』という意味をもつ。
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和製英語
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トランスミッション(変速機)の略語:4。英語の不正確な省略形を語源とする和製英語。特に「ミッション車」という言い方でマニュアルトランスミッション式の自動車(MT車)を指すことがあるが、自動車用語・自動車工学用語としても正しくない。
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和製英語
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「スタンダード・ナンバー」の記事における「和製英語」の解説
日本では一般に英語由来の外来語のように解されているが、本来の英語においてこの意味を表現する際には、単に a standard (複数/standards)が用いられることが非常に多く、これは音楽分野に限らずあらゆる分野において、広く周知された事象や標準化・規格化された事象に対して汎用される用語である。また、 a popular song (複数/popular songs) あるいは a standard song (複数/standard songs) ないし a standard music (複数/standard musics)を用いることもある。 音楽の「曲」という意味で「ナンバー (number )」を用いた「スタンダード・ナンバー」という用語は和製英語であり、むしろ「スタンダード曲」や「定番」のほうが本来の英語での用法に近い和訳である。 また、演歌など旧来の日本の音楽分野では特定歌手の「持ち歌」や「十八番(おはこ)」というようなしきたりが強く、誰でもがカヴァーできる「スタンダード」曲は定着しにくかったが、近年ポップスやジャズなどの隆盛により、演歌歌手がジャズのスタンダード・ナンバーに挑戦したり、名曲を持った先輩歌手をトリビュートしそれをカヴァーする風潮も広まって来ている。
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和製英語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 07:19 UTC 版)
表紙を覆う紙のことをカバーというのは和製英語であり、本来の英語ではdust jacket(ダストジャケット)、wrapper(ラッパー)などが使われる。
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