かい‐せつ〔クワイ‐〕【回折】
回折
回折
読み方:かいせつ
光が絞り羽根のふちをまわり込んで解像力が低下する現象。絞り込んで、絞り穴の直径が小さくなればなるほど、この回折現象が起きやすい。このため、特別の理由がなければあまり絞りすぎないことで回折を防ぎ、解像力を高めるのがふつうの撮影法である。とくにデジタルカメラでは、撮像素子(イメージセンサー)が35mm判よりもかなり小さいため、回折現象が目立つ。このため撮像素子の小さなコンパクトデジタルカメラでは絞りすぎないようにF8などの絞り値にとどめてある。APSサイズの撮像素子でも、最小絞りなど絞り込みすぎると回折の影響で解像度が低下する。ただ、回折現象は利用の仕方によってはレンズ性能を向上できることもある。
→ 回折素子レンズ 参照
光が絞り羽根のふちをまわり込んで解像力が低下する現象。絞り込んで、絞り穴の直径が小さくなればなるほど、この回折現象が起きやすい。このため、特別の理由がなければあまり絞りすぎないことで回折を防ぎ、解像力を高めるのがふつうの撮影法である。とくにデジタルカメラでは、撮像素子(イメージセンサー)が35mm判よりもかなり小さいため、回折現象が目立つ。このため撮像素子の小さなコンパクトデジタルカメラでは絞りすぎないようにF8などの絞り値にとどめてある。APSサイズの撮像素子でも、最小絞りなど絞り込みすぎると回折の影響で解像度が低下する。ただ、回折現象は利用の仕方によってはレンズ性能を向上できることもある。
→ 回折素子レンズ 参照
回折
回折
「回折」の例文・使い方・用例・文例
- プリズムは光を回折する。
- その企業では回折限界を克服するレンズを開発している。
- 回折する
- レーザー光線は電子を回折する
- 8丁を形成するために紙を3回折ることで作られるページのある本のサイズ
- 1枚の紙を2回折って4枚の紙片を作ることによりできるページをもつ本のサイズ
- 英国の物理学者(ジョセフ・ジョン・トムソンの息子)で、結晶による電子の回折の共同発見者(1892年−1975年)
- 光の干渉と回折によって生じられる明るいか暗いバンドのうちの1つ
- 回折格子の隣合うスリットの中心から中心までの長さ
- ビショップ環という,高層の火山灰で太陽光が回折されて現れる光冠現象
- 波動が回折する現象
- 回折格子という,光のスペクトルを得る装置
- 高速の電子線による回折現象
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回折と同じ種類の言葉
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