ず‐しき〔ヅ‐〕【図式】
図式
図式(ダイアグラム)
研究結果の発表において論点を図解するために、グラフ表示 1ないし図示 1の手法を用いることがある。データは図 2、グラフ 2、統計図表 2、または地図 3によって示される。変数間の関係の図式的表示は、たとえばレキシスの図式(レキシス・ダイアグラム)(437参照)のように、図式(ダイアグラム) 4と呼ばれることが多い。一方の座標軸が対数的に、他方が等間隔に目盛られたグラフは片対数グラフ 5と呼ばれるが、そのようなグラフは対数グラフ 5と不正確ないい方で呼ばれることが多い。真の対数グラフ 6は両方の軸が対数的に目盛られたもので、両対数グラフ 6と呼ばれることもある。度数分布のグラフ表示には、階級度数を表示する点を直線で繋ぐことによって得られる度数多角形 7、階級間隔を底辺とする長方形の面積によって階級度数が表示される柱状図(ヒストグラム) 8、階級度数が棒の長さに比例する棒グラフ 9、累積度数分布を表す累積度数分布図(オージャイブ) 10などがある。
図式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:13 UTC 版)
「石油食料交換プログラム」の記事における「図式」の解説
この不正の図式は以下のようなものである。つまり、イラクの体制に共鳴する、もしくは賄賂で動きやすい個人や組織に対して、石油食料交換プログラムを通じて石油売買契約が持ちかけ、その際は意図的に市場価格より安い価格設定で販売されたというのだ。こうして契約した者は、石油1バレルあたり推定15セントから50セント(1立方メートルあたり94セントから3ドル14セント)安く設定された価格からの転売で中間利益を得て、イラク政府に一定の割合の手数料の見返りを払っていたとされる。(尚、イラクの石油は品質が良いためプレミアがついている可能性があり、この汚職金額の全容を分かりにくくされている。)また、石油食料交換プログラムを通じて生活必需品を売っていた会社は最大10%の割り増し価格を課して、割増分の一部はサッダーム・フセインやその他政府要職人物の個人口座に送られ、残りが会社の分け前になったという。この様に、輸入輸出双方に価格マージンを設定して行われた贈賄である。 2004年2月、プログラムの実行責任者であるベノン・セバンがイラク石油省の文書に現れると、この疑惑に国連自身の関与疑惑が加わった。セバンには、少なくとも1100万バレル(170万立方メートル)、金額にして約350万ドルの石油引換券を受け取った疑いがもたれている。なお、セバン自身は疑惑を否認している。
※この「図式」の解説は、「石油食料交換プログラム」の解説の一部です。
「図式」を含む「石油食料交換プログラム」の記事については、「石油食料交換プログラム」の概要を参照ください。
「図式」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はスタッフの業績を図式化することを計画した。
- これらの図式は求職に関する様々なアプローチを示している。
- 図式法, グラフ法.
- 指図式小切手
- 指図式約束手形
- 図式的に概説されている
- いくつかの芸術形式が幾何学的なパターンにデザインを図式化する
- 化学者は一貫した方法で様々な反応を図式化した
- スケッチかデザインか線によって図式化される
- 地球の表面(あるいはその一部)の図式的な表示
- 明かりが目に差し込む時に生じる網膜の電気的活動の図式記録
- 物事の概念を図式化して表した図
- 再生産表式という図式
- 指図式証券において,振出人が裏書を禁止をすること
- 指図式証券によって発生する債権
- 有価証券において,指図式という権利移転方式
- 指し図式証券という有価証券
- 指し図式証券において,債権者が指定した弁済の受領者
- コンピューターで,プログラムの作成手順を記号により図式化したもの
- 作業工程の手順を図式化した,流れ作業図
図式と同じ種類の言葉
- >> 「図式」を含む用語の索引
- 図式のページへのリンク