国の天然記念物に指定されている日本犬種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 14:34 UTC 版)
「日本犬」の記事における「国の天然記念物に指定されている日本犬種」の解説
犬種型天然記念物への指定年月日秋田犬 大型 1931年(昭和6年)7月31日 甲斐犬 中型 1934年(昭和9年)1月22日 紀州犬 中型 1934年(昭和9年)5月1日 柴犬 小型 1936年(昭和11年)12月16日 四国犬 中型 1937年(昭和12年)6月15日 北海道犬 中型 1937年(昭和12年)12月21日 日本犬という言葉が使われるときは、1934年(昭和9年)に日本犬保存会によって定められた基準である「日本犬標準」に名前の挙げられている6つの在来犬種を特に指すことが多い。6犬種は大型・中型・小型の3型に分類される。1931年(昭和6年)から1937年(昭和12年)にかけて、各犬種が順次、文部省によって天然記念物に指定されたが、太平洋戦争後、その管理は都道府県教育委員会に委ねられた。 秋田犬(秋田県) 甲斐犬(山梨県) 紀州犬(三重県・和歌山県) 柴犬 四国犬(四国地方) 北海道犬(北海道) 現存の6犬種のほか、1934年(昭和9年)12月28日に「越の犬」(福井県・石川県・富山県・新潟県)が国の天然記念物に指定されているが、その後数が減り、1971年(昭和46年)に純血種が絶えている。
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