多武峰とは? わかりやすく解説

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とう‐の‐みね〔たふ‐〕【多武峰】

読み方:とうのみね

奈良県桜井市南部にある山。山頂御破裂山といい標高619メートル藤原鎌足中大兄(なかのおおえ)皇子蘇我氏討伐はかったとされる山腹鎌足を祭る談山(だんざん)神社がある。


とうのみね 【多武峰】

奈良県桜井市南西にある山。談山・談峰とも。藤原鎌足中大兄皇子と共に蘇我氏討伐談合した所で、のち鎌足の子定慧が父の遺骸山上移し妙楽寺(のち叡山無動寺別院)を建てた明治維新談山神社となり今に至る。「関西日光」とも。(藤原高光妻子捨て多武峰に草庵結んだのを語る『多武峰少将物語』は平安後期の作)→ 談山神社

多武峰

読み方:トウノミネ(tounomine)

所在 奈良県桜井市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

多武峰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 23:38 UTC 版)

多武峰(とうのみね)は奈良県桜井市南部にある山、および、その一帯にあった寺院のこと。


  1. ^ 日本書紀』では両槻宮を「観」と表現し、道教寺院を「道観」ということから道教施設説もあるが、「観」には単に「高殿」の意味もあるため、遠山美都男は疑問が残るとし、別名の「天宮」に関しても、道教仙人の住まう宮殿の意味だが、仏教帝釈天が住む「忉利天宮」の略称の可能性も出す。遠山美都男『天皇と日本の起源「飛鳥の大王」の謎を解く』(講談社現代新書、2003年)p.186.


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多武峰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 09:32 UTC 版)

吉野」の記事における「多武峰」の解説

多武峯寺現在の談山神社)は、寺伝によると藤原鎌足死後の天武天皇7年678年)、長男で僧の定恵が唐からの帰国後に、父の墓を摂津安威の地から大和の地に移し十三重塔造立したのが発祥伝えられる以後講堂現在の拝殿)、祠堂現在の本殿)が建立され聖霊院と号したその後藤原氏繁栄と共に発展遂げたが、平安時代天台僧の増賀迎えたことから、同じ大和国藤原氏縁の寺院ありながら宗派の違う興福寺とは争い絶えなかった。(詳しく談山神社参照)。吉野郡とは、龍門岳(または音羽三山)から西へ伸びる稜線を北に越えた位置にあり、細峠(現在の奈良県道37号線、鹿路トンネル付近)または竜在峠を通じて結ばれていた。 多武峯寺上記理由興福寺争っていたが、金峯山寺との間でも争いがあり、1208年承元2年)に金峯山衆徒多武峰寺襲い堂舎僧坊焼き払い鎌足御影像まで焼失したという(『猪隈関白日記』)。

※この「多武峰」の解説は、「吉野」の解説の一部です。
「多武峰」を含む「吉野」の記事については、「吉野」の概要を参照ください。

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