たいこう〔太閤〕
太閤(タイカフ)
太閤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 17:56 UTC 版)
太閤(たいこう)は、摂政または関白の職を退いて後、子が摂関の職に就いた者[1]、摂関辞職後に内覧の宣旨を受けたものを指す称号[2][3]。敬称は摂政・関白と同じく「殿下」であり、呼びかけの場合は「太閤殿下」となる。本来は太閤下(たいこうか)と呼ばれていたが[1]、やがて略されるようになった。大殿(おおとの)とも呼ばれる[1]。
- ^ a b c d 和田英松 1983, p. 48.
- ^ a b デジタル大辞泉『太閤』 - コトバンク
- ^ a b 日本大百科全書『太閤』 - コトバンク
- ^ 和田英松 1983, p. 49.
- ^ 藤原実資『小右記』寛仁2年6月20日条
- ^ 『五代帝王物語』
- ^ 小川剛生「二条良基の除目説(下) : 摂関家説の伝授をめぐって」『三田國文』第23巻、慶應義塾大学国文学研究室、1995年12月、1-9頁、CRID 1390290699880614784、doi:10.14991/002.19951200-0001、ISSN 0287-9204、NAID 110000376031。
- ^ a b 金時徳「国会図書館蔵『絵本武勇大功記』の翻刻と解題」『国文学研究資料館紀要』第35号、国文学研究資料館、2009年2月、209-240頁、CRID 1390853649821347840、doi:10.24619/00000727、ISSN 0387-3447。
太閤
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