奈良県での利用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:41 UTC 版)
「UDデジタル教科書体」の記事における「奈良県での利用例」の解説
奈良県教育委員会では、ディスレクシアの生徒が高校受験をするので視認性の高いフォントを採用してほしいという要望をきっかけにして、モリサワとUDフォントプランの契約をするなど、2017年度から県立学校でUDデジタル教科書体を活用する取り組みを進めている。奈良県立香芝高等学校では、2018年度からすべての教員が電子教材や配布プリント、試験問題や広報誌などの文書でUDデジタル教科書体を利用している。フォントを意識することによって、伝え方についても意識するようになり、分かりやすい授業作りにつながっている。 奈良県教育委員会は、県内の市町村立の学校にもUDデジタル教科書体の導入を推進している。2019年2月14日には、大阪医科薬科大学LDセンター奥村智人の監修のもと、モリサワと共同で生駒市立桜ヶ丘小学校の5年生116人に対して実験を行い、UDデジタル教科書体が健常者の子供に対しても有効であることが実証された。生駒市では、2019年度から市内の全小中学校で作成するプリントなどの学習教材に使用している。
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