たい‐まつ・る【▽奉る】
たて‐まつ・る【奉る】
読み方:たてまつる
[動ラ五(四)]
1 「やる」「おくる」の、その対象を敬っていう謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。「貢ぎ物を—・る」
2 動作の対象への敬意を失い、「やる」「おくる」をからかっていう。「あだ名を—・る」
3 形だけある地位に就けて、敬意を払ったことにする。祭り上げる。「会長に—・って口出しをさせない」
「壺なる御薬—・れ」〈竹取〉
㋒「乗る」の尊敬語。お乗りになる。「乗り給ふ」より敬意が強い。
5 (補助動詞)動詞の連用形に付いて謙譲の意を添え、その動作の及ぶ相手を敬う。…申し上げる。…さしあげる。「御神体を移し—・る」「よろしく願い—・ります」
まつ・る【▽奉る】
「奉る」の例文・使い方・用例・文例
- あの人もお年だから顧問に奉るしかないね.
- 麗しき尊顔を拝し恐悦に存じ奉る
- 訴状を奉る
- 謹んで天長節を賀し奉る
- ご健勝の体を拝し大慶に存じ奉る
- 御健勝の体を拝し大慶に存じ奉る
- 本日は閣下の御光臨を辱うし有難く感謝し奉る
- 叡慮を安んじ奉る
- 叡慮を慰め奉る
- 海山の御志深く感謝し奉る
- 陳情書を奉る
- ご健勝の体を拝し大慶の至りに存じ奉る
- 上書を奉る
- 宸襟{しんきん}を悩まし奉る
- 聖慮を安んじ奉る
- 臣下の身をもって失礼を申上げましたる段平に御容赦を願い奉る
- 宸襟を安んじ奉る
- 謹んで祝意を表し奉る
- 尊号を奉る
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