だ‐とう〔‐タウ〕【妥当】
読み方:だとう
[名・形動](スル)実情によくあてはまっていること。適切であること。また、そのさま。「—な方法をとる」「現実社会に—する政策」
[用法] 妥当・穏当——「妥当(穏当)な結果」「そう考えるのが妥当(穏当)なところだ」など、無理がなく適切であるの意では、相通じて用いられる。◇「妥当」は適切でぴったり当てはまっているようす。「妥当な結論」「妥当とはいえない」◇「穏当」は、まあまあで無理のないようす。「穏当な処置」「穏当な解決」◇「君が議長になるのが妥当な線だが、今回は彼に譲るのが穏当なところだろう」のように、「妥当」は積極的、「穏当」は消極的な評価を表すのに用いられる。◇類似の語に「順当」がある。「順当」は、そのような結果になるのが当然である意が強い。「優勝候補の順当な勝利」「順当にいけば、次期社長は私だ」などには、「妥当」「穏当」は用いない。
妥当性
妥当
出典:『Wiktionary』 (2021/09/21 13:53 UTC 版)
名詞・形容動詞
関連語
翻訳
- 英語: proper、appropriate、valid
動詞
活用
翻訳
- 英語: prope、appropriate、valid
「妥当」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の理論が妥当でないとだれが知ろうか
- 彼の理論はまったく妥当なものに見えるが,前提条件のいくつかは間違っている
- 2, 3時間話し会って,私は販売員と妥当な値段を決めた
- この事実は彼の理論の妥当性を説明するのに役立つ
- 大方において彼女の結論は妥当だ
- 彼の理論にはまるっきり妥当性がない
- 市はそれが妥当との見解を示した
- Xが妥当だ
- 彼の議論は疫学的に妥当なものだ。
- この議論は演繹的に妥当ではない。
- これまでの経歴を考慮すると、あの応募者には年収1000万円を提示するのが妥当だ。
- 我々は、各々機密性を保持するのに妥当な手段を用いる。
- そのソフトの価格は妥当に思える。
- 売り手と買い手は商業的に妥当な努力をしなければならない。
- 彼の供述には妥当性がある。
- この議論は妥当性がない。
- 彼の意見が妥当だと思います。
- あなたの意見は、当事者の利益ばかりを重視しているので、妥当ではない。
- あなたは、片方の利益ばかりを重視しているので、あなたの意見は妥当ではない。
- 私はその値上げが妥当かどうか確認する。
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