子音とは? わかりやすく解説

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し‐いん【子音】

読み方:しいん

言語音最小単位である単音分類の一。呼気喉頭から口腔にかけてどこかで閉鎖または狭め作られて発せられる音。閉鎖狭め部位呼気鼻腔流れか否か差異により破裂音閉鎖音)・摩擦音破擦音鼻音などに分けられるほか、声帯振動を伴うか否かによって、有声子音無声子音分類される父音。しおん。⇔母音

「子音」に似た言葉

し‐おん【子音】

読み方:しおん

⇒しいん(子音)


子音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/07 23:02 UTC 版)

子音(しいん、しおん[注釈 1]: consonant)は、言語を発音するときの音声、即ち人が発声器官を使って発する音の一種である。母音の対立概念であり、英語の consonant から C と略して表されることがある。




「子音」の続きの解説一覧

子音 (consonante)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 21:34 UTC 版)

イタリア語」の記事における「子音 (consonante)」の解説

両唇(bilabiale)唇歯(labiodentale)歯音(dentale)歯茎(alveodentale)後部歯茎(postalveolare)硬口蓋(palatale)軟口蓋(velare)閉鎖音 (occlusiva)p b t d k g 鼻音(nasale) m [ɱ] [n] n ɲ [ŋ] 摩擦音(fricativa) f v s z ʃ 破擦音(affricata) ʦ ʣ ʧ ʤ ふるえ音(vibrante) r はじき音(vibrata) ɾ 側音(laterale) l ʎ 接近音(approssimante) j w 子音字はb, c, d, f, g, i, l, m, n, p, q, r, s, t, v, z を使用。 cはa, o, uと使用された時は子音[k]を表す。e、iと共に使用された時は子音[], /tS/を表す。ceチェ)、ci(チ)。 chはe, iと共に使用され1つの子音[k]を表す。che(ケ)、chi(キ)。 gはa, o, u と使用された時は子音[g]を表す。e、iと使用された時は子音[], /dZ/を表す。ge(ヂェ)、gi(ヂ)。 ghはe, iと共に使用され1つの(語中では長い)子音[g]を表す。ghe(ゲ)、ghi(ギ)。 単独gliは[ʎi], /Li/, 母音+gliは[ʎʎi], /LLi/の音となる。また、gli+母音場合は"gli"3文字1つの子音[ʎ]を表し、さらに母音間に挟まれ場合は[ʎʎ]となる。glielo /ˈʎelo/(リェーロ)、luglio /ˈluʎʎo/(ルッリョ)。ただしgliを[gli, glj](グリ)と読む単語もある。 gn鼻音の[ɲ], /J/を表す。例えgnaは「ンニャ」に近い。 h+母音母音のみの音と同じ。 i+母音となった時のiはアクセントない場合、子音[j]を表す事が多い。 qは常にuと共に使用されqu[kw](ク)となる。 sは有声音[z]と無声音[s]のどちらも表す。次に来る子音が有声音場合sl-, sb-など)は有声で、次の子音が無声音場合や、語頭次に母音が来る場合l・n・r次に来る場合無声音になる。ss無声音促音。s単独母音挟まれ場合単語により決まる。casa(家)や地名Pisaのようにピサでもピザでも構わないというものも多い。また、発音の違い意味の違いはない。 scはa, u, o と共に用いた時は二重子音[sk]だが、e, iと共に使用された時は別の1つの子音[ʃ], /S/を表す。sceシェ)、sci(シ)。語中では長めに発音されるschはe, iと共に使用し二重子音[sk]となる。 zは有声音[dz]と無声音[ts]のどちらも表す。語中では無声が多いが有声のこともあり、接尾辞 "-izzare" 「~化する~にする」およびその派生形(-izzante、-izzatoreなど)では [idˈʣare] と有声かつ長音である。z単独母音挟まれ場合無声となり促音になりやすい。それ以外では単語により有声無声かが決まる。どちらでも構わないという単語もある。 半母音拗音はiとuを母音前に使用して表記子音字2つ連続させて促音を表すが、rr巻き舌強くなる。ただしchgh対応する促音cch、gghとする。qを重ねる語はsoqquadro(混乱)などわずかしかなく、普通はacquaのようにcq使われる二重子音など子音が複数重なことがあるfra, quattroなど。 以下は子音+母音代表的なものと、日本語発音カタカナ)と発音記号括弧内)との対応表である。 日本語での発音は近いものを選んでいる。e と o についてはそれぞれ広狭違い割愛した。 子音↓/母音aeiou- ア [a] エ [e] イ [i] オ [o] ウ [u] b バ [ba] ベ [be] ビ [bi] ボ [bo] ブ [bu] c カ [ka] チェ [e] チ [i] コ [ko] ク [ku] ch - ケ [ke] キ [ki] - - ci チャ [a] チェ [e] - チョ [o] チュ [u] d ダ [da] デ [de] ディ [di] ド [do] ドゥ [du] f ファ [fa] フェ [fe] フィ [fi] フォ [fo] フ [fu] g ガ [ga] ジェ [e] ジ [i] ゴ [go] グ [gu] gh - ゲ [ge] ギ [gi] - - gi ジャ [a] - - ジョ [o] ジュ [u] gl グラ [gla] グレ [gle] グリ [gli] グロ [glo] グル [glu] gli gliaリャ [ʎa] glieリェ [ʎe] gliリ [ʎi] glioリョ [ʎo] gliuリュ [ʎu] gn ニャ [ɲa] ニェ [ɲe] ニ [ɲi] ニョ [ɲo] ニュ [ɲu] h ア [a] - - オ [o] - i イア [ia]/ヤ [ja] イエ [ie]/イェ [je] - イオ[io]/ヨ [jo] イウ [iu]/ユ [ju] l ラ [la] レ [le] リ [li] ロ [lo] ル [lu] m マ [ma] メ [me] ミ [mi] モ [mo] ム [mu] n ナ [na] ネ [ne] ニ [ni] ノ [no] ヌ [nu] p パ [pa] ペ [pe] ピ [pi] ポ [po] プ [pu] qu クワ [kwa] クウェ [kwe] クウィ [kwi] クウォ [kwo] - r ラ [ra] レ [re] リ [ri] ロ [ro] ル [ru] s サ [sa]/ザ [za] セ [se]/ゼ [ze] スィ [si]/ズィ [zi] ソ [so]/ゾ [zo] ス [su]/ズ [zu] sc スカ [ska] シェ [ʃe] シ [ʃi] スコ [sko] スク [sku] sci シャ [ʃa] シェ [ʃe] - ショ [ʃo] シュ [ʃu] t タ [ta] テ [te] ティ [ti] ト [to] トゥ [tu] u ワ [wa]/ウア [ua] ウェ [we]/ウエ [ue] ウィ [wi]/ウイ [ui] ウォ [wo]/ウオ [uo] - v ヴァ [va] ヴェ [ve] ヴィ [vi] ヴォ [vo] ヴ [vu] z ツァ [tsa]/ヅァ [dza] ツェ [tse]/ヅェ [dze] ツィ [tsi]/ヅィ [dzi] ツォ [tso]/ヅォ [dzo] ツ [tsu]/ヅ [dzu]

※この「子音 (consonante)」の解説は、「イタリア語」の解説の一部です。
「子音 (consonante)」を含む「イタリア語」の記事については、「イタリア語」の概要を参照ください。


子音(肺臓気流)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:39 UTC 版)

国際音声記号」の記事における「子音(肺臓気流)」の解説

子音のうち、肺臓気流によって作られる音声を表す文字唇音舌頂音舌背音咽喉音両唇音唇歯音歯音歯茎音後部歯茎音そり舌音硬口蓋音軟口蓋音口蓋垂音咽頭音声門音破裂音p b t d ʈ ɖ c ɟ k ɡ q ɢ ʔ 鼻音 m ɱ n ɳ ɲ ŋ ɴ ふるえ音 ʙ r ʀ はじき音 ⱱ ɾ ɽ 摩擦音ɸ β f v θ ð s z ʃ ʒ ʂ ʐ ç ʝ x ɣ χ ʁ ħ ʕ h ɦ 側面摩擦音 ɬ ɮ 接近音 ʋ ɹ ɻ j ɰ 側面接近音 l ɭ ʎ ʟ IPAの表に、喉頭蓋音側面はじき音足したもの。記号2つ並んでいるものは、右が有声音、左が無声音網掛け調音不可能と考えられる部分その他の記号ʍ w両唇軟口蓋接近音 ɥ両唇硬口蓋接近音 ʜ ʢ喉頭蓋摩擦音 ʡ喉頭蓋破裂音 ɕ ʑ歯茎硬口蓋摩擦音 ɺ歯茎側面はじき音 ɧ無声後部歯茎軟口蓋摩擦音 ɫ軟口蓋歯茎側面接近音 破擦音二重調音は、以下のようにタイ2つ記号組み合わせることで表すことができる。 破擦音両唇音唇歯音歯音歯茎音歯茎側面音後部歯茎音そり舌音歯茎硬口蓋音硬口蓋音軟口蓋音口蓋垂音無声音p͡ɸ p̪͡f t͡θ t͡s t͡ɬ t͡ʃ ʈ͡ʂ t͡ɕ c͡ç k͡x q͡χ 有声音b͡β b̪͡v d͡ð d͡z d͡ɮ d͡ʒ ɖ͡ʐ d͡ʑ ɟ͡ʝ ɡ͡ɣ ɢ͡ʁ 二重調音k͡p ɡ͡b両唇軟口蓋破裂音 ŋ͡m両唇軟口蓋鼻音

※この「子音(肺臓気流)」の解説は、「国際音声記号」の解説の一部です。
「子音(肺臓気流)」を含む「国際音声記号」の記事については、「国際音声記号」の概要を参照ください。


子音(非肺臓気流)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:39 UTC 版)

国際音声記号」の記事における「子音(非肺臓気流)」の解説

子音のうち、非肺臓気流によって作られる音声を表す文字吸着音ʘ両唇 ǀ歯 ǃ(後部歯茎 ǂ硬口蓋歯茎 ǁ歯茎側面 入破音ɓ両唇 ɗ̪歯 ɗ歯茎 ᶑそり舌 ʄ硬口蓋 ɠ軟口蓋 ʛ口蓋垂 放出音両唇 t̪ʼ歯 tʼ歯茎 ʈʼそり舌 cʼ硬口蓋軟口蓋口蓋垂歯茎摩擦

※この「子音(非肺臓気流)」の解説は、「国際音声記号」の解説の一部です。
「子音(非肺臓気流)」を含む「国際音声記号」の記事については、「国際音声記号」の概要を参照ください。


子音(クリック)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:27 UTC 版)

ズールー語」の記事における「子音(クリック)」の解説

ズールー語特徴として、クリック音(舌打音)を使うという点がある。この特徴は、他の南アフリカ諸語にも共通するが、この地域言語顕著である。ズールー語には次の3つの基本的な吸着音がある。 c - 歯吸着音(不快に感じたときに「ちっ」と舌打ちをするような音) q - 歯茎吸着音(ビールの栓を抜く音をまねるときの「ポコッ」というような音) x - 側面吸着音(奥歯挟まったものを舌でクチャクチャ吸い出すときに出るときのような音) これらのクリック音無声無気音を表すが、それぞれに無声有気音(ch, qh, xh)、有声音(gc, gq, gx)、前鼻音化音(nc, nq, nx)、前鼻音化有声音(ngc, ngq, ngx)のバリエーションがあり、都合15クリック子音が音素として認められるIPA表記例 (IPA)例 (書記法)意味[ǀ] c [iːˈǀiːǀi] icici イヤリング [ǀʰ] ch [uɠuˈǀʰaːza] ukuchaza 瘢痕を施すこと [ɡǀʱ] gc [isiˈɡǀʱiːno] isigcino 終わり [ŋǀ] nc [iˈŋǀwaːŋǀwa] incwancwa サワーミルクトウモロコシの粉を混ぜた食べ物 [ŋǀʱ] ngc [iˈŋǀʱoːsi] ingcosi 少量 [!] q [iːˈ!aː!a] iqaqa ポールキャットイタチ一種) [!ʰ] qh [iːˈ!ʰuːde] iqhude オンドリ [ɡ!ʱ] gq [umɡ!ʱiˈɓɛːlo] uMgqibelo 土曜日 [ŋ!] nq [iˈŋ!ɔːla] inqola 馬車、車 [ŋ!ʱ] ngq [iˈŋ!ʱɔːndo] ingqondo 知恵 [ǁ] x [iːˈǁɔːǁo] ixoxo カエル [ǁʰ] xh [uɠuˈǁʰaːsa] ukuxhasa 強制すること [ɡǁʱ] gx [uɠuˈɡǁʱɔːɓa] ukugxoba ふみつけること [ŋǁ] nx [iˈŋǁɛːɓa] inxeba 傷 [ŋǁʱ] ngx [iˈŋǁʱɛːɲe] ingxenye 部分

※この「子音(クリック)」の解説は、「ズールー語」の解説の一部です。
「子音(クリック)」を含む「ズールー語」の記事については、「ズールー語」の概要を参照ください。

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子音

出典:『Wiktionary』 (2020/05/10 09:44 UTC 版)

名詞

 (しいん)

  1. 人間言語として出す音素のうち、単独で1モーラ形成しない音。

発音(?)

しいん
IPA: /??/
X-SAMPA/??/

対義語

関連語

訳語


「子音」の例文・使い方・用例・文例

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