季節による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:20 UTC 版)
四季との関わりが深いことは和菓子の特徴の一つである。和菓子の中には特定の季節に限定して売り出されるものがあり、また特に上生菓子では、菓子自体によって季節の風物が表現され、それぞれの菓子に見合った銘がつけられている。そのほか雛菓子、盆菓子など特定の年中行事で供え物にしたり、食したりするものもある。これらの和菓子のいくつかは季語としても扱われている。 新春(新年)の和菓子の例 鏡餅、菱葩餅、干支菓子など。 春季の和菓子の例 桜餅、椿餅、鶯餅、蓬餅、花見団子、雛菓子(雛あられ、菱餅、引千切、草餅)など。 夏季の和菓子の例 柏餅、ちまき、若鮎、水無月、葛切り、水羊羹、水まんじゅう、麩饅頭など。 秋季の和菓子の例 おはぎ、月見団子、栗蒸し羊羹、栗饅頭、栗きんとんなど。 冬季の和菓子の例 亥の子餅、お火焚饅頭、千歳飴など。 柏餅 水まんじゅう 若鮎 月見団子
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