尚宮局
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【章瓊香】(演:謝雪心) 章尚宮。尚宮は正五品にあたり、女官のトップにあたる。人柄は仕事に厳しく、規律遵守で私情は挟まない主義。高宗の代から宮中に勤めており、全8代に仕え、王朝の混乱を具に見てきた。徐相思と陸碧雲のことを快く思っておらず、常に激しく対立していた。表向きは南宮栞に対しての当てつけがひどかったが、普段は彼女のことを実の娘のように大切にした。20年ほど前、劉皇嗣妃と竇徳妃が呪詛の疑いで武則天に殺されたが、その際自身が二人を陥れてしまったことをずっと深く後悔していた。劉皇嗣妃が殺されて墓地に移送された後、劉皇嗣妃は最後の力を振り絞って男児を出産した。これが後の何離である。章琼香は劉氏からその男児を託されることとなった。その後、章琼香は密かに何離を真厳大師に託して、彼を宮中の外に出した。その後岳州浄円仏寺の無因大師に預けられた何離は、そこで無因大師に育てられた。汪敏、徐相思、陸碧雲、南宮栞とは長い付き合いで、姉妹のように親密な間柄である。 【徐相思】(演:羅霖) 徐司珍。司珍房司珍。正六品。宝物の管理を担当している。陸碧雲の従妹。家族間の誤解から陸碧雲と敵対していたが、後に和解した。章琼香、南宮栞、汪敏とは、実の姉妹のように親密な関係である。もとは将軍府の裕福な令嬢だったが、文可謙の一家が徐相思の父親を謀反の冤罪で陥れたために、徐相思の一家は離散し、肉親が失われた。また陸碧雲の一家もその冤罪に連座し、大きな処罰を受けることになった。 【陸碧雲】(演:張慧儀) 司制房の司制。正六品。裁縫・刺繍の仕事を管理・運営している。徐相思の従兄妹。家族間の誤解から徐相思と敵対していたが、後に仲直りする。章琼香、南宮栞、汪敏とは、実の姉妹のように親密な関係である。当時徐相思の父が文可謙の一家に無実の罪で陥れられ、それに連座して陸家も無実の罪を着せられ、陥れられることとなった。 【南宮栞】(演:康華) 司設房の司設。正六品。装飾品の管理を担当している。何事にも楽観的で控えめな性格。成恭(宦官)の親友であり、成恭は次第に南宮栞のことを恋慕うようになった。そして南宮栞も成恭の思いを受け入れ、対食の妻となることにした。普段から章琼香に実の娘のように可愛がられている。汪敏、徐相思、陸碧雲の親友で、姉妹のように親密な関係である。 【汪敏】(演:張文慈) 司膳房の司膳。正六品。最後に尚宮(※五品)に昇格する。食事に関する管理を担当。汪敏が子供のころ、彼女の両親は兄嫁夫婦に大きな家を買い与えるために、汪敏を売り飛ばし、宮中に入れた。財物を貪り、フェティシズムを持つ。しかしそれはただ一心に家族のためであった。章琼香、南宮栞、徐相思、陸碧雲とは実の姉妹のように親密な仲。
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