岸本砂郷とは? わかりやすく解説

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岸本砂郷

岸本砂郷の俳句

オカリナの音色枯葉と浮遊せり
シグナルへ向き待つてゐる冬帽子
今日のこと曖昧にして日向ぼこ
冬木立鎮守の森へにじり寄る
大寒のある日放哉生き返る
妣愛でし老紅梅のふくらめり
寒念仏角を曲りて居なくなる
寒林に入り一本の木となりぬ
少女らはもう鬼灯を鳴らさない
恍惚とひらききつたる夕桜
根深汁昭和が匂ふ妣匂ふ
着ぶくれて亡父の仕草と思ひけり
着ぶくれて人語怪しくなりにけり
秋風のあとひたひたと鬼が来る
緑陰に来て浮くごとく座りけり
花鋏鳴らし剪りとる猫柳
芽吹くもの白く見えそむ雑木山
風花の浮遊迷へる着地点
 



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