左右とは? わかりやすく解説

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と‐かく

【一】[副](スル)

さまざまな物事漠然とさす。何や彼(か)や。いろいろ。「—するうちに一年過ぎた

ある状態になりやすいさま。または、ある傾向が強いさま。ともすればややもすると。「年をとると—忘れっぽくなって困る」

「涙は—に止まなかった」〈小杉天外はやり唄

何はさておき何にせよ。「—この世住みにくい」

(「とかくの」の形で)あれこれよくないさま。「彼には—の噂(うわさ)がつきまとう

【二】[名]種々さまざまな事柄

先師暫く吟じて、—をのたまはず」〈去来抄先師評〉

[補説] 「兎角」「左右」とも当てて書く。


と‐こう

[副](スル)《「とかく」の音変化あれこれ何やかや。「—するうちに日が暮れた

「—の注意がましき事をいうなどは」〈子規墨汁一滴

[補説] 「兎角」「左右」とも当てて書く。


さ‐う【左右】

読み方:さう

⇒そう(左右)


さ‐ゆう〔‐イウ〕【左右】

読み方:さゆう

[名](スル)

ひだりとみぎ。「—を確認する」「—の手

かたわら。そば。まわり。「—に従える

そば近く仕える者。側近。「—に問う」

年齢などが、それに近いこと。前後。「六〇—の人」

立場態度あいまいにすること。「言を—にする」

左か右かを決定すること。どちらか決めること。

思うまま支配すること。決定的な影響与えること。「一生を—するような出来事」「作物生育天候に—されやすい」

能や狂言の舞の型の一。左手をやや高く出し、左斜め前左足出して右足引きつけ右手をやや高く出し、右斜め前右足出して左足引きつける


そ‐う〔サ‐〕【左右】

読み方:そう

左と右。また、かたわら。さゆう。「—の手

「識(さと)り難くして、—を顧みる」〈今昔・九・二七

左か右に落ち着くこと。決着また、その成り行き。「吉(きっ)—」

「軍(いくさ)の—を待つとみるはひがごとか」〈平治・中〉

年齢などの数を表す語に付いて、その前後の数であることを示す語。

三十—、細作り美人」〈蘆花黒潮

とやかく言うこと。非難すること。

「頼長と申すは…人柄も—に及ばぬうへ」〈古活字本保元・上〉

指図命令

御所申し入れて、その御—に依るべしとて」〈盛衰記三九

あれこれ知らせ便り手紙

「御—遅しとぞ責めたりける」〈太平記二一


ひだり‐みぎ【左右】

読み方:ひだりみぎ

左と右。左方と右方。さゆう。

左と右を取り違えること。みぎひだり。「サンダルを—に履く」

あれこれとすること。あれやこれやとやかく多く「に」を伴って副詞的に用いる。

「—に苦しう思へど」〈源・空


もと‐こ【左右】

読み方:もとこ

《「許(もと)処(こ)」の意》かたわら。そば近く

天皇愛(めぐ)みて、—に引(め)し置きたまふ」〈垂仁紀〉


左右

読み方:サユウ(sayuu), サウsau), ソウsou), ヒダリミギ(hidarimigi)

みぎとひだり


左右

読み方:トカク(tokaku)

雑多な事態の起こるさま


左右

読み方:カレコレ(karekore), トカク(tokaku), ソウsou), トコウ(tokou), サユウ(sayuu), サウsau

(1)かれこれなにやかや
(2)有様便り指図自由に処置する


左右

読み方:ソウsou

所在 福井県丹生郡越前町


左右

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

左右

読み方
左右あてら
左右さゆうざき
左右そうざき

左右

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 03:14 UTC 版)

左右(さゆう、ひだりみぎ)とは、六方位の名称の一つで、を指す方位の総称。絶対的な方向ではなく、おのおのの観測者にとって、(同時に下)と(同時に後)の方向が定まった時に初めて、その観測者にとっての左と右の方向が決まる。前後、上下とは直角に交差し、左と右は互いに正反対である。


  1. ^ 阪本則秋、山本正和、藤井加奈子 (2006年). “冷蔵庫のコンセプトとキー技術” (PDF). 東芝レビュー. 東芝. p. 12. 2018年2月27日閲覧。
  2. ^ 大井競馬場は、現存する競馬場としては世界で唯一、左右両回りでレースが行われる。
  3. ^ a b 諏訪春雄篠田知和基(編)、2009、「日本人の空間認識:南北線と東西線」、『天空の世界神話』、八坂書房 ISBN 9784896949414 pp.54-62.
  4. ^ 日中飛鴻「左遷」(1999年12月1日)
  5. ^ イエメン共和国|東京都立図書館”. 東京都立図書館. 2021年3月3日閲覧。
  6. ^ 俗語辞典”. 日本放送協会 (2015年7月6日). 2018年1月27日閲覧。
  7. ^ 右側通行?左側通行?(1)-「車は左、人は右」と言われている歩行者の通行ルールは本当はどうなっているのか-”. ニッセイ基礎研究所 (2016年11月14日). 2018年1月30日閲覧。
  8. ^ 広報はにゅう 2016年5月1日号” (PDF). 羽生市. 2018年1月19日閲覧。(8頁参照)
  9. ^ a b “エスカレーター、関西なぜ「右立ち」(謎解きクルーズ)”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2014年12月13日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASIH02H08_T01C14A2AA1P00/ 2018年2月1日閲覧。 
  10. ^ 『謎山トキオの謎解き分析-右と左の50の謎』丸山健夫 日科技連出版社 2010年 ISBN 978-4-8171-9368-1
  11. ^ 双方の地域での車両登録が必要などの条件を満たす必要がある
  12. ^ スターボードサイド、ポートサイドって? 日本船舶海洋工学会、2008年(2015年7月18日閲覧)。
  13. ^ 航空豆知識 第58回 飛行機はなぜ左側から乗るの? 日本航空、2015年7月18日閲覧。
  14. ^ “右側通行?左側通行?(3)-鉄道・船舶・航空機の通行ルールはどうなっているのか:研究員の眼”. ハフポスト. (2016年12月5日). https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/traffic-right-or-left_b_13420312.html 2018年2月1日閲覧。 
  15. ^ “いまだけ電車が右側通行の区間がある”. マイナビニュース (マイナビ). (2012年2月4日). https://news.mynavi.jp/article/trivia-136/ 2018年2月1日閲覧。 
  16. ^ 片運転台の場合はわかりやすいが、それ以外の車両についても、車両構造によりどちらが前方かは定義されている。
  17. ^ いまさら聞けない「鉄道ニッチ用語」(その2) 撮影用語編 マイナビニュース(杉山淳一)、2011年8月28日(2021年1月10日閲覧)。
  18. ^ 阪急公式アカウントのツイート(2015年5月27日)2021年1月10日閲覧。



左右(さゆう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 23:12 UTC 版)

仕舞」の記事における「左右(さゆう)」の解説

左手掲げて左に一足ないし数足出た後、右手掲げて右に一足ないし数足出る型。

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左右

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 23:19 UTC 版)

解剖学における方向の表現」の記事における「左右」の解説

観察される人から見た左右で表現する。すなわち、医師患者向かい合っている場合医師から見て右側には患者の左半身がある。医師患者背部観察しているなら、医師から見て右側患者の右半身がある。

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左右(さゆう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 18:20 UTC 版)

かいしゃいんのメロディー」の記事における「左右(さゆう)」の解説

うずら谷同僚プロレスファンうずら谷違って表情は豊か。ネコ後述)と同居

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左右(さゆう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:24 UTC 版)

能楽」の記事における「左右(さゆう)」の解説

左手掲げて左に一足ないし数足出た後、右手掲げて右に一足ないし数足出る型。

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左右

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 13:12 UTC 版)

名詞

(さゆう, ひだりみぎ, 古:さう, そう, とかく, もとこ)

  1. (さゆう, さう, そう, ひだりみぎ) ひだりみぎ
  2. (さゆう, さう, そう, ひだりみぎ) 両側
  3. (さゆう, さう, そう, もとこ) (古)そば
  4. (さゆう)(古) 曖昧なこと。
  5. (さう, そう) (古)知らせ
  6. (ひだりみぎ) 通常では右側にあるものが左側にあること。
  7. (さう, そう, ひだりみぎ, とかく)(古) 彼や此れや

発音

翻訳

左と右
曖昧

同意語

複合語・派生語

慣用句・連語

動詞

する (ゆうする)

  1. (他動詞) 影響する。伴っ変動する。
  2. (他動詞) (ことばを)ころころ変える
  3. 右や左に動く。

活用


「左右」の例文・使い方・用例・文例

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