平常澄とは? わかりやすく解説

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平常澄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/26 09:41 UTC 版)

平 常澄(たいら の つねずみ)は、平安時代後期の武士上総氏3代当主。平常晴の子。子に上総広常などがいる。諱は常隆常高常尊、また名を上総常澄とも。生年は不明。確実な史料には「前権介」としかみえないが、諸系図には「上総介」とみえる[1]


注釈

  1. ^ 常澄は、三浦義澄の元服の際に加冠役(=烏帽子親)を勤めたとされている[2]。元服にあたっては、それまでの童名幼名)が廃されて、烏帽子親から仮名通称名)と実名)が与えられるが、その際にその実名の一字(偏諱)の付与がなされることが多く[3]、常澄と義澄に共通する「澄」の字がそれにあたることが分かる[4]

出典

  1. ^ 野口実「平家打倒に起ちあがった上総広常」(『千葉史学』20号、1992年)
  2. ^ 野口 1994.
  3. ^ 山野 2012, p. 162.
  4. ^ 山野 2012, pp. 163–168.


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