年次総会
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「Japan Skeptics」の記事における「年次総会」の解説
原則として毎年春に年次総会を開催しており、それに合わせて専門家による講演と討論が行われている。専門家は会員の場合も、外部から招待する場合もある。初期には小尾信弥(天文学)、養老孟司(大脳生理学)、フィリップ・J・クラス(英語版)(CSICOP中心メンバー)などが招かれた。また、21世紀に入ってからはインテリジェント・デザイン、地球温暖化に関する論争、健康に良いと称する水の真偽などがテーマとなっている。JAPAN SKEPTICS がどのような分野にニセ科学や疑似科学を見出しているかの参考とするため、公式サイトから主な講演テーマと講演者をまとめると、以下の通りである。 総会年演題講演者第1回1992年 真の知識は懐疑から 坂本百大 超能力を科学する 安斎育郎 第2回1993年 宇宙論と地球外知性 小尾信彌 第3回1994年 脳と実在 養老孟司 第4回1995年 超能力を語る 宮城音弥 第5回1996年 夢からさめたUFOの現実 フィリップ・J・クラス 精神医からみたUFO誘拐体験 中村希明 第6回1997年 仏教と霊魂観 日野英宣 第8回1999年 世紀末の『ノストラダムス現象』 菊池聡 第9回2000年 日本におけるカルト教団の実体と問題点 江川紹子 第10回2001年 「2001年宇宙の旅」再論 的川泰宣 第11回2002年 遺跡捏造事件の意味するもの 佐々木憲一 第12回2003年 健康に良いと宣伝されている水 天羽優子 第13回2004年 地震の前、動物はなぜ騒ぐのか 池谷元伺 第16回2007年 環境問題におけるウソとマコト 安井至 第17回2008年 メディアの作り出す健康神話 小内亨 第20回2012年 福島原発事故をもたらしたもの ― 科学リテラシーにもふれて 安斎育郎 低線量放射線の人体への影響 宇野賀津子 第21回2013年 科学と幸福 佐藤文隆 科学と幸福に対して 坂東昌子 第22回2014年 地球温暖化の虚実 渡辺正 第23回2015年 独創力と研究倫理・・・『学力』から考える再発防止 伊東乾 過去の事例から学ぶ研究不正 片瀬久美子 ネットにおける研究不正発覚史 田中嘉津夫 第24回2016年 日本からシンギュラリティが起きる ? 松田卓也 第25回2017年 人工知能の当面の限界とその克服への展望~心理学と生物学の視点から 石川幹人 疑似科学とされるものの科学性判定~超心理学の事例に注目して
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