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後年(1988年~現在)
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「ボブ・シーガー」の記事における「後年(1988年~現在)」の解説
1990年代に入り、『Fire Inside』(1991年全米7位)や『イッツ・ア・ミステリー(It's a Mistery)』(1995年全米27位)といったアルバムを発表するが、折しもグランジ、オルタナティヴ・ロックの台頭により、シーガーの新曲をラジオ等で聞く機会は以前に比べて少なくなった。しかし、1994年に発表されたベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ(Greatest Hits)』は過去最高の売り上げ(2011年9月時点で全米において900万枚以上)を記録し、1996年に行われたツアーは同年の北米におけるコンサートチケット売り上げ第4位を記録する。 その後、シーガーは家族との時間を優先するために、約10年間音楽業界から退く。2001年と2002年には、ミシガン州ヒューロン湖でのボートレースにおいてシーガー所有のボート「ライトニング号」が優勝している。2004年3月15日、シーガーはロックの殿堂入りを果たす。2005年、3ドアーズ・ダウンのアルバム『Seventeen Days』の収録曲「Landing in London」にゲスト参加する。 2006年には、11年ぶりとなるアルバム『Face the Promise』を発表。発表から45日で40万枚を超える売り上げを記録し、最終的には120万枚を突破している。ツアーも各地でソールドアウトとなり、以前と変わらない人気の高さをアピールした。 2009年には、『Smokin' O.P.'s』(1972年)、『Seven』(1974年)などの楽曲のリミックスまたは再録音、そして過去の未発表曲を収録したコンピレーションアルバム『Early Seger Vol. 1』をリリースする。アルバムは当初、米国大手のスーパーマーケットであるマイヤー店舗でのみの販売だったが、のちにシーガーの公式サイトでダウンロードできるようになる。2010年、キッド・ロックのアルバム『Born Free』の収録曲「Collide」にピアノでゲスト参加する。2011年、ベストアルバム『ロックン・ロール ~ベスト・オブ・ボブ・シーガー~(Ultimate Hits: Rock and Roll Never Forgets)』を発表。それに伴うアリーナツアーは大成功を収める。 2012年6月14日、シーガーはソングライターの殿堂入りを果たす。2013年1月10日、北米ツアーの開催を発表する。 2013年、ジョン・フォガティのアルバム『ソング・フォー・エヴリワン(Wrote a Song for Everyone)』で、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの「フール・ストップ・ザ・レイン(Who'll Stop the Rain)」をデュエットする。 2014年、17枚目のスタジオアルバム『Ride Out』が発表され、アルバムに伴う北米でのアリーナツアーは大成功を収める。 2016年12月22日、ジョン・F・ケネディ・センターにおけるイーグルスのケネディ・センター名誉賞受賞式で、シーガーは「ハートエイク・トゥナイト」を歌った。2017年1月18日、グレン・フライの一周忌にあたるこの日に新曲「Glenn Song」を自身のウェブサイトにおいて公開した。 2017年8月24日から開始したRunaway Trainツアー(全32公演)は同年11月17日にシカゴで終了する予定だったが、椎骨の緊急治療のために9月30日以降の19公演は延期となった。ツアー終了予定日だった11月17日に、18枚目のスタジオアルバム『I Knew You When』を発表。アルバムに先立ち、「Busload of Faith」(ルー・リードのカバー)が9月22日にシングルとして発表されている。 2018年9月18日、次のツアーが最後のツアーになることを発表する。2018年11月21日からスタートしたRoll Me Awayツアーは、2017年に延期された公演分を含めて2019年11月1日のフィラデルフィア公演まで行われた。
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