心筋梗塞の治療とは? わかりやすく解説

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心筋梗塞の治療

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 14:21 UTC 版)

動悸」の記事における「心筋梗塞の治療」の解説

PTCAなどは専門医のもつ手技が必要となるので一般内科医でも可能な治療述べる。行うことはMONAモルヒネニトログリセリンアスピリン)、疼痛コントロールバイタルサイン安定化である。具体的に行う処置としてはニトロペン(0.3mg)1T を舌下、またはミオコールスプレー1噴射(0.3mg)を舌下、これを3回まで行う。バファリン81mgを2錠、プラビックス75mgを4錠内服することが多い。腸溶錠であるバイアスピリンは急性期には用いないことが多い。ニトログリセリン無効時は塩酸モルヒネ(10mg/1ml/A)2mg(0.2ml)静注ツベルクリン1mlシリンジ用いるといった指示でよい。脈拍に関して徐脈および房室ブロックに対して硫酸アトロピン1A静注し、低血圧に対して昇圧剤を行う。これらを行い専門医到着を待つのが鉄則である。心筋梗塞で一番危険なのは不整脈、特に心室細動である。これが起こると秒単位患者死にいたる。確実に心電図モニター装着しAED用意し患者のそばで待機するのが重要である。

※この「心筋梗塞の治療」の解説は、「動悸」の解説の一部です。
「心筋梗塞の治療」を含む「動悸」の記事については、「動悸」の概要を参照ください。

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