恵太【ケイタ】(観賞樹)
登録番号 | 第13895号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | かりん | |
登録品種の名称及びその読み | 恵太 よみ:ケイタ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 松本稔 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県大里郡花園町大字武蔵野797-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松本稔 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「飯丘」の自然交雑実生であり、果実の形が卵形、大きさが中、果皮の色数は2、色は明黄及び緑黄の育成地(埼玉県大里郡花園町)では10月中旬に成熟する観賞用品種である。樹姿は直立、枝梢の太さは中、節間長は短、色は褐色、皮目の多少は多、大きさは小、芽の向きは中である。葉身長は短、葉の形は卵形、葉色は濃緑、葉縁の鋸歯は鋭鋸歯、葉柄長は短である。花色は濃桃、花弁の形は長円、数は中である。果実の大きさは中、形は卵形、果皮の色数は2、色は明黄及び緑黄、がくあの深さは中、幅は狭、こうあの深さ及び幅は中、さびは無~僅、果皮の粗滑の程度は中、基部のくびれの状態は徐々に、赤道部及び果頂部の肋は小、果心の形は広楕円、大きさは小、果肉の色は黄白である。種子の形は倒卵、大きさは少、成熟期は10月中旬である。「飯丘」及び「飯野系」と比較して、枝梢の色が褐色であること、果皮の色数が2で色が明黄及び緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者のほ場(埼玉県大里郡花園町)に「飯丘」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ミノルカリン」であった。 |
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