愛の戦士レインボーマンとは? わかりやすく解説

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愛の戦士レインボーマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 05:41 UTC 版)

愛の戦士レインボーマン』(あいのせんしレインボーマン)は、東宝製作の特撮テレビ番組川内康範原作。1972年10月6日から1973年9月28日までNET系で毎週金曜日19時30分 - 20時00分に全52話が放送された。平均視聴率は関東地区で15.5%、関西地区で20.5%。その放送に合わせて漫画が雑誌連載されている。


注釈

  1. ^ 書籍『超人画報』では、川内の絵物語『太陽仮面』を基に『月光仮面』や『七色仮面』などの要素も入っているとしている[1]。書籍『TOHO TV HEROES』では、『月光仮面』『七色仮面』に連なる仏教思想のヒーローであるとしている[3]
  2. ^ 企画当時には「レインボーファイター」という類似の登録商標円谷プロダクションが持っており、名称使用を許可された萬年社が円谷プロの新作用に日本テレビの放送枠を確保して『ファイヤーマン』が制作された[5]
  3. ^ 岡迫は後年のアニメ版で監督・キャラクターデザイン・作画監督も担当した[9]
  4. ^ ただし演じる俳優の多くは日本人。
  5. ^ 放送当時は、同時間帯にフジテレビの『クイズグランプリ』の司会も務めていた。
  6. ^ ロケ地は日本石油(現ENEOS)給油所。
  7. ^ 阿耨多羅三藐三菩提。阿弥陀経妙法蓮華経般若心経といった経文の一節。仏教における最高の正しい悟りの意=無上正等正覚〈むじょうしょうとうしょうがく〉。サンスクリット語の anuttara samyaksambodhih
  8. ^ 話数が進むと、二唱や一唱のことも増えた。
  9. ^ この時粉でも撒いたかのように、全身真っ白となる。毎回メイクで全身白塗りにするのは大変な作業だったという。
  10. ^ この言葉は、真言宗など密教系の「護身法」の2番めに、<仏部三摩耶>印と共に唱えられる真言で、本来は「仏部の諸尊、行者を加持して、速やかに身業清浄なることを獲得せしめ、罪障消滅して、福恵増長す」と観想することから、自らの犯した業=カルマ浄化のためのものである。
  11. ^ 週刊少年マガジンの漫画版では「火の化身」と称される。
  12. ^ 週刊少年マガジンの漫画版では、スペシウム光線のポーズ。
  13. ^ 番組放映当時の月刊テレビマガジン誌上などでは「木の化身」と紹介されている。
  14. ^ 『少年マガジン』の漫画版では「金の化身」と表記された。
  15. ^ 真言宗など密教系の「護身法」の2番めに、<仏部三摩耶>印と共に唱えられる真言。本来は「仏部の諸尊、行者を加持して、速やかに身業清浄なることを獲得せしめ、罪障消滅して、福恵増長す」と観想することから、自らの犯した業=カルマ浄化のための真言。
  16. ^ 最終回に至っても海外拠点はレインボーマンにその存在すら掴まれていないため、番組終了時でも死ね死ね団は日本から撤退しただけで壊滅していない。
  17. ^ 作中のミスターKの容姿はメイクであり、日本人への変装は逆に平田が素顔で演じている。
  18. ^ 処刑時にはバッハの「トッカータとフーガニ短調」が流れ、対象は原子分解されたように消滅して灰になる。
  19. ^ 資料によっては、名称をバットシスターと記載している[21][16]
  20. ^ 書籍『ゴジラ 東宝チャンピオンまつりパーフェクション』では、「7月28日」と記述している[48]

出典

  1. ^ a b 竹書房/イオン 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、97頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。 
  2. ^ a b c d e f g h 宇宙船151 2015, pp. 96–101, 「宇宙船Archives 愛の戦士レインボーマン」
  3. ^ a b c d e TOHO TV HEROES 2018, p. 119, 「愛の戦士レインボーマン」
  4. ^ 岩佐 陽一『70年代カルトTV図鑑』文藝春秋、2001年4月、18頁。ISBN 978-4167660154 
  5. ^ ニュータイプ編集部 編『円谷THE COMPLETE 円谷プロ/円谷映像 作品集成』角川書店、2001年10月30日、136頁。ISBN 4-04-853378-9 
  6. ^ 大全 2002, p. 64.
  7. ^ 大全 2002, pp. 73–74.
  8. ^ 大全 2002, pp. 107–108.
  9. ^ a b c d e f g h i 特撮秘宝3 2016.
  10. ^ a b 宇宙船SPECIAL 1998, p. 98
  11. ^ 「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 51 東宝特撮映画のテレビ流用例」『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日、172頁。 
  12. ^ a b c d e f g h i 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 129, 「レインボーマン」
  13. ^ a b c d e f g h 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 128, 「レインボーマン」
  14. ^ 宇宙船152 2016, p. 105, 「名作SF3Dモデル・ワールド BUILT.33 変身サイボーグ1号用変身セット」.
  15. ^ 大全 2002, p. 148.
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 131, 「レインボーマン」
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 130, 「レインボーマン」
  18. ^ 大全 2002, p. 146.
  19. ^ 特撮ヒーロー大全集 1988, p. 57
  20. ^ 大全 2002, p. 37, 「恐るべき死ね死ね団の刺客達」
  21. ^ 全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日、144頁。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。 
  22. ^ a b 「原口智生×庵野秀明×三好寛」『夢のかけら 円谷プロダクション篇』修復-原口智生 撮影-加藤文哉、ホビージャパン、2021年8月31日、120頁。ISBN 978-4-7986-2523-2 
  23. ^ 『河北新報』1972年10月11日 - 1973年9月5日付朝刊、テレビ欄。
  24. ^ 『河北新報』1972年10月17日 - 1973年9月4日付朝刊、テレビ欄。
  25. ^ 『河北新報』1973年3月18日 - 1973年9月9日付朝刊、テレビ欄。
  26. ^ 『河北新報』1972年10月30日 -1973年9月3日付朝刊、テレビ欄。
  27. ^ 『河北新報』1972年10月12日 - 1973年10月3日付朝刊、テレビ欄。
  28. ^ 『福島民報』1972年10月8日 - 1973年9月30日付朝刊、テレビ欄。
  29. ^ 『福島民報』1973年9月6日、1973年10月19日付朝刊、テレビ欄。
  30. ^ 山梨日日新聞』1973年2月テレビ欄。
  31. ^ 1972年10月19日 信濃毎日新聞 テレビ欄。
  32. ^ 信濃毎日新聞』1973年2月、1973年9月13日付朝刊、テレビ欄。
  33. ^ 『北國新聞』1974年6月10日 - 6月14日付朝刊テレビ欄より。
  34. ^ 『北國新聞』1972年11月1日付朝刊テレビ欄より。
  35. ^ 山陰中央新報』1973年7月テレビ欄。
  36. ^ a b c 山陽新聞』1973年2月1日付朝刊テレビ欄。
  37. ^ a b 愛媛新聞』1973年7月テレビ欄。
  38. ^ 高知新聞』1973年2月7日付朝刊テレビ欄。
  39. ^ 『高知新聞』1973年10月テレビ欄。
  40. ^ 熊本日日新聞』1973年2月テレビ欄。
  41. ^ 『熊本日日新聞』1973年7月テレビ欄。
  42. ^ 南日本新聞』1973年5月7日付朝刊、テレビ欄。
  43. ^ a b 宮崎日日新聞』1973年7月テレビ欄。
  44. ^ 沖縄タイムス』1973年2月テレビ欄。
  45. ^ 『沖縄タイムス』1973年10月テレビ欄。
  46. ^ ゴジラ画報 1999, p. 242, 「東宝製作・配給【分野映画】65年史 作品年表」
  47. ^ キャラクター大全ゴジラ 2014, p. 120, 「東宝特撮映画リストACT.3」
  48. ^ a b c d 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, pp. 52–53, 「1973夏期」
  49. ^ 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、169頁、雑誌コード:01843-05。 
  50. ^ レインボーマン|モモグレ”. モモアンドグレープス. 2021年4月7日閲覧。



愛の戦士レインボーマン

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第二次怪獣ブーム」の記事における「愛の戦士レインボーマン」の解説

「月光仮面」生み出した川内康範原作者招き東宝国際放映とともにTV変身ヒーロー」に参戦主人公ヒーロー七つの姿に変身する

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