支持体とは? わかりやすく解説

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支持体(基材)

読みしじたい
英語:substrate

インクシートや受像紙構成材料塗布層を保持させるためのベースフィルム.基材とも呼ばれる.インクシートでは支持体上に滑性層および色材層を形成する染料熱転写受像紙の支持体は断熱性クッション性が重要である.

支持体

絵は、絵の具と、キャンバスや板のパネル画用紙など、絵画支え材料と、それに絵の具定着させる接着剤とでできている。絵画支え材料のことを支持体、または基底材という。支持体には、上記の他ガラスや石、金属板など様々なものが使えるが、絵の具メディウム選択によっては、絵の具剥離したりする。

支持体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 07:26 UTC 版)

支持体(しじたい、Support[1])とは、絵画の塗膜を支える平坦な物体である。本来は塗装用語であり、これは絵画が塗装の特殊な一形態であることを物語っている[2]地塗りを施す場合もあれば、地塗りを施さない場合もある[3]基底材とも言う[4]


  1. ^ 『絵画材料事典』ラザフォード・J・ゲッテンス・ジョージ・L・スタウト著 森田恒之訳 美術出版社 1999.6 ISBN 4254252439
  2. ^ 『カラー版 絵画表現のしくみ―技法と画材の小百科』森田 恒之監修 森田 恒之ほか執筆 美術出版社 2000.3 ISBN 4568300533
  3. ^ 『絵画技術体系』 マックス・デルナー 著 ハンス・ゲルト・ミュラー 著(改訂) 佐藤一郎 訳 美術出版社 1980/10 ASIN: B000J840KE
  4. ^ 『絵具の科学』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1994.5(新装普及版) ISBN 480550286X


「支持体」の続きの解説一覧

支持体(壁芯)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 06:40 UTC 版)

フレスコ」の記事における「支持体(壁芯)」の解説

普通は煉瓦や石を組んだ壁などを支持体とする。葦などを編んだカンニッチョとよぶ支持体を用い場合もある。

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支持体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 12:09 UTC 版)

油彩」の記事における「支持体」の解説

支持体は絵画の塗膜を支える面を構成する物質である。下地描画層物理的に保持する部分多く場合キャンバス帆布)や、木製パネル羽目板)や単独の板に麻布綿布用いられる

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支持体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 12:09 UTC 版)

油彩」の記事における「支持体」の解説

油彩画は布(画布キャンバス)に描かれているという固定観念があるが、必ずしも正しくない。紙やパネル金属板もしばしば用いられる。 布(亜麻大麻(麻)、黄麻、綿、合成繊維など)綿は麻よりも酸化に弱いとされる。目の細かいものや荒いものなど様々な種類絵画用途供給されている。一般麻布適切に扱えば絵画使用出来る。 紙 木合板ボード類など) 金属板(アルミニウムなど) 革(羊皮紙など)

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