新人漫画賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 06:07 UTC 版)
「週刊少年ジャンプの新人漫画賞」の記事における「新人漫画賞」の解説
新人漫画賞は、かつて『少年ジャンプ』で行われた月例の漫画賞。 漫画雑誌で新人作家の漫画を募った最初の賞であるとされる。4代目編集長後藤広喜によると、後発で専属制度があった『少年ジャンプ』は人気作家獲得の上で不利だったため始まったとしている。この新人漫画賞は手塚賞・赤塚賞や月例新人漫画賞につながっていく。ただしこの頃は応募数が30~50程度と少なく、後藤は「ラクガキみたいな出来の作品」もあったが、それが結果的に「敷居が低い雑誌」と見られ、野心ある若い才能が結集したのかもしてないとしている。 回年月期賞作者作品掲載備考主な受賞一覧(不完全なリスト) 1968年 佳作 池沢さとし 怪童のひびき 1969年2号 島田憲司 まんが天使 1 1969年 佳作 島田賢司 おたまじゃくしのうた 1969年12号 2 佳作 おだ辰夫 フクメンくん 1969年20号 徳重たかし 兄弟の賛歌 1969年22号 枡谷たけし サイボーグシティ 1969年24号 奨励賞 浅野優 清と金色 1969年23号 3 1970年 佳作 逆井五郎 ズッコケ大番 1970年19号 夕やけ吾郎 雪のふる日の物語 1970年20号 4 佳作 高野功太郎 心 1970年36号 福田達雄 どかたの大将 1970年37号 5 入選 いわしげ孝 小さな命 高野功太郎 花の男 1970年52号 先代: 創設 月例新人漫画賞 1968年 - 1970年 次代: ヤングジャンプ賞
※この「新人漫画賞」の解説は、「週刊少年ジャンプの新人漫画賞」の解説の一部です。
「新人漫画賞」を含む「週刊少年ジャンプの新人漫画賞」の記事については、「週刊少年ジャンプの新人漫画賞」の概要を参照ください。
- 新人漫画賞のページへのリンク