日本国外では
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 20:43 UTC 版)
日本国外でも日本と同様に用途や商品により様々な名称がある。下記にウィキペディア英語版を参考にしたものを記述するが、現地において必ずしも当てはまらない場合がある。 英語圏での種類としては「Permanent marker(永久マーカー)」と「Non-permanent marker(非永久マーカー)」がある。永久マーカーは日本で言う油性マーカーを指し、非永久マーカーはホワイトボードマーカーのように消すことを目的とした水性マーカーを指す。またインクに特徴のある「Highlighters(ハイライター)」は蛍光ペンを指し「Security marker(セキュリティマーカー)」は不可視インク(紫外線を当てると蛍光するインクなど)を使用したマーカーペンを指す。「Election marker(選挙マーカー)」は、一定期間消すことの出来ないインクで皮膚(指など)に印を描くためのマーカー。主に選挙の際に二重投票の防止などに使われ有権者に投票した旨の印を描くためのマーカーである。 英語圏での名称に関しては「マーカー(marker)」「マジックマーカー(magic marker)」「felts(フェルト)」「felt-pens(フェルトペン)」「felt tips(フェルトチップ)」など。商品名としては、1964年にアメリカ・サンフォード社から登場した永久マーカーペン「Sharpie(シャーピー)」が有名(主に欧米および中南米、オーストラリア、ニュージーランドなど)。またオーストラリアの「Texta」やニュージーランドでの「Vivid 」、南アフリカでの「Koki」など現地で製造販売されている商品名が、当地で一般名詞化している。 スペイン語圏では「rotulador」「marcador」(ともに目印、マーカーという意味。永久マーカーは「Rotulador permanente」。非永久マーカーは「Rotulador no permanente」)または「plumon」と呼ばれる。蛍光ペンは「resaltador」、「rotulador fluorescente」または「fosforito」と呼ばれる。ロシア語およびその影響圏にあるリトアニア、クロアチア、スロベニアでは「фломастер(Flo-Master)」とも呼ばれている。Flo-Masterはもともとは、アメリカのマーカーの商品名である。 インドでは、スケッチに使われるフェルトペンを「sketch pens(スケッチペン)」、通常のマーカーは「markers(マーカー)」と呼ばれる。マレーシアでは、単に「pen(ペン)」、フィリピンでは「Pentel Pen(ペンテルペン)」、インドネシアではマーカーペンを「Spidol」、韓国ではマーキングペンを「Sign pen(サインペン)」「Name pen(ネームペン)」と呼ばれる。
※この「日本国外では」の解説は、「フェルトペン」の解説の一部です。
「日本国外では」を含む「フェルトペン」の記事については、「フェルトペン」の概要を参照ください。
- 日本国外ではのページへのリンク