普請とは? わかりやすく解説

ふ‐しん【普請】

読み方:ふしん

[名](スル)《「しん(請)」は唐音

家を建築した修理したりすること。建築工事また、道・橋水路堤防などの土木工事。「離れを—する」「にわか—」

禅寺で、多数の僧に呼びかけ堂塔建造などの労役従事してもらうこと。


普請(ふしん)

家を建てた直したりすること。


普請

読み方:フシン(fushin)

(1)禅宗寺院多く人々請い労役服してもらうこと。
(2)土木・建築工事


ふしん 【普請】

仏教用語普く人々請うお寺仕事手伝ってもらったことをいった語だが、のち一般建築修理などの語に転用された。(請は唐宋音

普請

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 15:04 UTC 版)

普請(ふしん)とは、普く(あまねく)請う(こう)とも読み広く平等に奉仕(資金・労力・資金の提供)を願う事であり、社会基盤を地域住民で作り維持していく事を指し、現在では公共の社会基盤を受益する共同の人々または公共事業により建設建築土木を併せ建設という)および修繕、維持する事。




「普請」の続きの解説一覧

普請

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 08:10 UTC 版)

築城 (城)」の記事における「普請」の解説

普請(ふしん)は、一般に土木工事のことを指す言葉であり、城の土木工事のことを特に城普請(しろぶしん)ともいう。 まず、堀や塁の計画実際の場所に縄によって線描する。これを縄打ちなわうち)という。現代の、日本建築工事行われる遣り方」(やりかた)と目的は同じである。普請の段階では地形整えて各種の堀が穿たれ土塁盛りときには石垣を積む石垣工事は、石垣職人技術もたない作業員に、技術的な指示出して工事進めた

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普請

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/22 00:13 UTC 版)

別所砂留」の記事における「普請」の解説

きっかけ江戸中期、この地を干害冷害虫害などが襲ったことから農地確保のため土砂流出を防ぐ砂留設置されたという。 別所砂留に関する歴史資料芦田町福田庄屋の『國頭文書』でほぼ構成されている。2016年現在発見されたもので享保7年1722年)に工事中記録残っているため、少なくともこの時期にはある程度完成していた可能性が高いとみられている。なお土木学会推奨土木遺産選定時点では宝暦14年1764年13基あったとする古文書最古であり、のちに1722年古文書発見された。以下、2016年現在わかっている記録列挙する享保7年1722年別所野山管理についての約束事記した一帖。 宝暦14年1764年13基を一人二つ砂留管理し7人で十三番まで管理した村役人宛に出した文書天保11年1840年5月洪水被害受けた砂留修復する為、同年8月工事見積もりをした下書き思われる弘化3年1846年13存在 安政3年1856年別所砂留普請に山手村石築から派遣三谷文書江戸時代砂留背後地を水田として用いていたという。大正時代以降水田利用止められ牛の放牧地として利用していた。確認できる過去気象データでは、大きな被災記録残っていない。

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普請

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 06:14 UTC 版)

日本の城」の記事における「普請」の解説

切岸・堀・土塁石垣 城を構成する基本的な防御施設として、初期山城では切岸きりぎし)が用いられたが、やがて堀(ほり)・土塁(どるい)が多用され石垣いしがき)が多くなった。堀は水堀の他、空堀畝状竪堀などの形態があり、土塁土居(どい)ともいい、堀を掘った土を盛って外壁とするものである土塁の上部に柵や塀を設けることもあり、斜面には逆茂木さかもぎ)を置いて敵の侵入阻むなど、防備は厳重を極めた石垣中世においても城郭の要に一部用いられることはあったが、安土桃山時代になると、重いを郭の際に建てる必要から、土塁表面石材積んで強化した石垣発達した安土城以降は、土木技術発達相まって大規模な石垣建造物西日本数多く建設された。 虎口 詳細は「虎口」を参照 城の出入口を、虎口(こぐち)という。大抵は曲げられ造られることが多く城門虎口正面(しとみ)や芎(かざし)と呼ばれる土塁設けてまっすぐ進めなくすることもある。城の正面近世城郭では通常は南)の虎口には大手門追手門(おおてもん)、裏の虎口には搦手門からめてもん)が構えられた。虎口城兵出入り口であるとともに、敵の侵入口にもなるため特に厳重に防備固められた。虎口塁壁四角形空間形成して門を2重に構えたものを桝形虎口ますがたこぐち)という。虎口外側にある堀の対岸に、橋頭堡としてさらに堀で囲まれ小さな曲輪造ることがあり、これを馬出うまだし)といった。 敵と対面する虎口の堀には土橋木橋けられた。木橋場合は、必要に応じて城内城外郭内郭外遮断するために、木橋の板をはずすか、または破壊することができた。特殊なものとして、あらかじめ可動式にしたあったらしい。算盤橋そろばんばし)や車(くるまばし)などの郭内引き入れるがあったといわれる虎口門柱によって釣り上げる跳橋はねばし)もあった。

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普請

出典:『Wiktionary』 (2021/05/04 10:41 UTC 版)

この単語漢字

常用漢字
しん
常用漢字
音読み 唐音

発音

ふ↗しん

名詞

(ふしん)

  1. 家などの建築修繕維持などを行うこと。
  2. (仏教) 禅宗で、大勢の人に堂塔建立などの労役依頼すること。

動詞


「普請」の例文・使い方・用例・文例

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