書論とは? わかりやすく解説

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しょ‐ろん【書論】

読み方:しょろん

書物書いてある議論

書道書法に関する議論


書論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:24 UTC 版)

中国の書道史」の記事における「書論」の解説

詳細は「中国の書論」を参照 書論とは、文字書体書史書評書法などを論じた著作をいう。後漢時代の書論に、趙壱の『非草書』、曹喜の『筆論』、崔瑗の『草書勢』、張芝の『筆心論』、蔡邕の『筆勢』という著作があったというが、今伝わるのは、『非草書』のみで、これが最古の書論である。『非草書』には、「本来、速書のための書体である草書懲りすぎて、かえって時間のかかるものになった。(趣意)」と記されている。これは草書形骸化非難した内容であり、当時それだけ草書流行していたと推測できる

※この「書論」の解説は、「中国の書道史」の解説の一部です。
「書論」を含む「中国の書道史」の記事については、「中国の書道史」の概要を参照ください。


書論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 13:37 UTC 版)

日本の書論」の記事における「書論」の解説

以下、主な書論の概要を記す。

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書論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 13:33 UTC 版)

宮島詠士」の記事における「書論」の解説

以下、詠士の書論とその解説を記す。 「書線の理想とは、筆の軸先についている紐を持って筆をぶらさげ振り子状にすっと一振りして引かれた線だ。」 詠士の書線はきれが鋭く透明感において追随を許さない。その極意がこれで、中国の書論では、懸針といわれる理論である。最澄の『久隔帖』の品格溢れた作風唐代盛行した王羲之欧陽詢書法踏まえたのであるが、その筆跡中にも振り子運動がよく察知される。 「男子たるもの、生まれたからには為すべき大業がある。これを成就するには精神大切だ。身を正し心を磨くには書が一番だ。」 詠士にとって書とは人間形成のためであり、書を人に見せることも、人に教えることも好まなかった。そして、自らを正し、自らを戒める鏡として、終生、筆を離さなかった。実際に詠士の人格と書慕い各方面から揮毫求められたが容易に書かず、また書道界から特別招待出品依頼されてもほとんど応じことはなかった。 「書は自分研究し自分発見していくものだ。」 詠士は上條信山手本与えたり添削をすることはほとんどなかった。が、時に小さな作品一点応接室机上置いて鑑賞させた。裕釗も詠士に『張猛龍碑』の拓本与えただけで、直接指導することはせずに、独力で書法身に付けるよう促したという。

※この「書論」の解説は、「宮島詠士」の解説の一部です。
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