最後の異教徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 23:22 UTC 版)
「スカンディナヴィアのキリスト教化」の記事における「最後の異教徒」の解説
18世紀(西暦1721年)に、新しいデンマークの植民地が、住民をキリスト教に転向させる目的と共にグリーンランドで始まった[要出典]。同じ時代の頃(17世紀 - 18世紀)に、サーミ人(ラップランド人)らもキリスト教(ルター派)化された。サーミ人は近隣地域の人々が改宗した後もずっと古来の信仰を守り続け、共通の文化を持つ緩やかなまとまりの集団を構成し、フィンランドを取り込んでいたスウェーデンや、デンマーク=ノルウェー、さらにロシアからも、長くその支配を免れていた。しかしキリスト教の受容は、サーミ人の民族的なまとまりを強化することなく、むしろ周辺の国々に分かれて所属していくきっかけとなった。
※この「最後の異教徒」の解説は、「スカンディナヴィアのキリスト教化」の解説の一部です。
「最後の異教徒」を含む「スカンディナヴィアのキリスト教化」の記事については、「スカンディナヴィアのキリスト教化」の概要を参照ください。
- 最後の異教徒のページへのリンク