有気音とは? わかりやすく解説

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ゆうき‐おん〔イウキ‐〕【有気音】

読み方:ゆうきおん

[p][t][k]のような破裂音が強い気息伴われて発せられる音。帯気音。⇔無気音


有気音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 04:28 UTC 版)

有気音(ゆうきおん)または帯気音(たいきおん)は、破裂音摩擦音および破擦音において、調音器官の開放より少し遅れて母音声帯振動が始まる子音。閉鎖の開放後に息の流れる音(破擦音の場合は摩擦音)が聞こえる。対義語無気音




「有気音」の続きの解説一覧

有気音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:20 UTC 版)

子音」の記事における「有気音」の解説

破裂音および破擦音母音が続く場合閉鎖開放から声帯振動開始までの間に比較長い気音(息の音)や無声摩擦音を伴うことがあり、これを有気音という。中国語の有気音や朝鮮語激音などでは、無声破裂音無声破擦音の有気音が音韻体系化されており、上記の「声」より「気」の有無のほうが重要である。英語やドイツ語にも無声破裂音無声破擦音に有気音があり、日本語の場合語頭語気強めて発音する無声破裂音無声破擦音が有気音になることがあるが、これらは音韻体系として確立したものではない。無声音だけでなく有声音にも有気音の体系を持つ言語ヒンディー語など)も少数ながらある。

※この「有気音」の解説は、「子音」の解説の一部です。
「有気音」を含む「子音」の記事については、「子音」の概要を参照ください。


有気音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 07:26 UTC 版)

広東語仮名」の記事における「有気音」の解説

有気音は仮名下部に小点を添える事で表現されるア段イ段ウ段エ段オ段パ行パ [pa] ピ [pi] プ [pu] ペ [pe] ポ [po] パ̣行パ̣ [pʰa] ピ̣ [pʰi] プ̣ [u] ペ̣ [pʰe] ポ̣ [pʰo] タ行タ [ta] チ [tsi] ツ [tsu] テ [te] ト [to] タ̣行タ̣ [a] チ̣ [tsʰi] ツ̣ [tsʰu] テ̣ [e] ト̣ [tʰo] サ行サ [tsa] チ [ti] ツ [tu] セ [tse] ソ [tso] サ̣行サ̣ [tsʰa] チ̣ [tʰi] ツ̣ [tʰu] セ̣ [tsʰe] ソ̣ [tsʰo] チャチャ [a] チィ [i] チュ [u] チョ [o] チ̣ャ行チ̣ャ[ʰa] チ̣ィ[ʰi] チ̣ュ[ʰu] チ̣ョ[ʰo] カ行カ [ka] キ [ki] ク [ku] ケ [ke] コ [ko] カ̣行カ̣ [kʰa] キ̣ [kʰi] ク̣ [u] ケ̣ [e] コ̣ [kʰo]

※この「有気音」の解説は、「広東語仮名」の解説の一部です。
「有気音」を含む「広東語仮名」の記事については、「広東語仮名」の概要を参照ください。

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有気音

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 04:18 UTC 版)

名詞

  ゆうきおん

  1. 言語学破裂音破擦音のうち、破裂の際に息だけの音(帯気)を伴うもの。たとえば、中国語ピンイン表記する時のb表される/p/p表される/pʰ/朝鮮語の바 /pa/と파 /pʰa/のうち、後者/pʰ/朝鮮語では激音という)にあたる。有気無気については日本語英語のように弁別しない言語体系少なくないが、一方で中国語朝鮮語のように有気無気弁別するが有声音無声音弁別しない言語体系や、ヒンディー語のように有気無気有声無声組み合わせ弁別する言語体系存在する

発音(?)

東京アクセント
ゆ↗うき↘おん

類義語

対義語

関連語

翻訳


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