木工芸
木工芸
<もくこうげい>
区分
重要無形文化財
保持者
川北良造
<かわぎた りょうぞう>(石川県)
保持者
大坂弘道
<おおさか ひろみち>(東京都)
保持者
中川清司
<なかがわ きよつぐ>(京都府)
保持者
村山明
<むらやま あきら>(京都府)
資料一覧
解説
豊富な樹種に恵まれた我が国の木工芸は,鉄製工具の普及や大陸からの技術者の渡来等によって発展し,正倉院の木工品は現代の木工芸にも大きな影響を与えている。その後,我が国特有の素材を生かした和風化が進み,近代には木工芸の各分野に名匠が現れ,我が国の工芸の重要な一部門として認められるようになった。 木工芸には大別して指物・刳物・彫物・挽物・曲物の技法があり,いずれも長期にわたる入念な工程を経て,素材の特色を生かした制作が行われている。
木工芸
名称: | 木工芸 |
ふりがな: | もくこうげい |
芸能工芸区分: | 工芸技術 |
種別: | 木竹工 |
認定区分: | 各個認定 |
指定年月日: | 1984.04.09(昭和59.04.09) |
解除年月日: | |
指定要件: | |
備考: | |
解説文: | 豊富な樹種に恵まれたわが国の木工芸は、弥生時代の鉄製工具の普及、古墳時代以後の大陸からの技術者の渡来等によって急速に発展し、正倉院の木工品は現代の木工芸にも大きな影響を与えている。その後、わが国特有の素材をいかした和風化が進み、近代には木工芸の各技術分野に名匠が現れ、わが国の工芸の重要な一部門として認められるようになった。木工芸には、指物【さしもの】、刳物【くりもの】、彫物【ほりもの】、挽物【ひきもの】、曲物【まげもの】等の技法があり、いずれも長期にわたる入念な工程を経て、素材の特色をいかした制作が行われている。 |
木工芸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 09:51 UTC 版)
イスラーム世界には木材の入手しにくい地域が多く、また家具もあまり必要とされなかったが、指物技術により貴重な木材を継ぎ合わせて箱や衝立などが作られた。特に、モスクの重要な備品であるミンバル(説教壇)やクルアーン台は木で作られる。現存する最古の木製ミンバルはカイラワーンの大モスク(英語版)にある9世紀のものである。 建築には主に煉瓦・石材・タイルが使用されたが、木材が豊富であった地域では建築装飾にも木工芸が用いられ、例えばナスル朝のアルハンブラ宮殿の天井は数千の木材を組み合わせた木造である。トルコでは木工芸がよく発達し、オスマン帝国のクルアーン収納箱のような傑作が残されている。 走る動物を描いたフリーズ。8-9世紀エジプト。ルーヴル美術館蔵 カイラワーンの大モスクの木製ミフラーブ アレッポの大モスクのミンバル。15世紀 装飾の施された木彫りのクルアーン台
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