曙色
東雲色
出典:『Wiktionary』 (2019/01/02 05:08 UTC 版)
名詞
- [色名(wp)] 東雲(東の空がわずかに明るくなる頃)の、朝焼けに染まった東の空の色。やや黄みの強いピンクに近い色。
- 日本の伝統色(wp)(wp)の一つ。染色名(wp)の一つ。赤系統色(黄赤系統色)。
- 曙色(wp)とほぼ同義(別名ともされ、同色扱いされることが多いが、「別名あるいは関係のある色名」などと解説される場合もある。東雲色を「早暁の東の空に浮かぶ雲の色」であるとして「早暁の東の空の色」である曙色との違いを説く試みもあるが、語源である「しののめ」は雲を含意しない。曙色は曙染が開発された江戸時代前期には既に存在していたが、東雲色は中期に生まれた色の名称と考えられる)。そのほか、文人・大田南畝が『手鏡模様節用』上巻で「とき羽色 一名しののめいろ(意訳:鴇色、別名で東雲色)」と記しているように、鴇色にも近いとされているが、これは実際に比べるとかなりの違いがある。
関連語
類義語
その他
東雲色と同じ種類の言葉
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