松村蒼石とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 松村蒼石の意味・解説 

松村蒼石

松村蒼石の俳句

たわたわと薄氷に乗る鴨の脚
寒月のひかりにとほき星の闇
早乙女のぬれつつ雨をたのしめる
 

松村蒼石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 09:29 UTC 版)

松村 蒼石(まつむら そうせき、1887年10月2日 - 1982年1月8日)は、滋賀県出身の俳人。本名は増次郎。滋賀県蒲生郡清水鼻(現東近江市)生。13歳で京都の織物問屋へ奉公に出る。17歳の頃より新聞の俳句欄に投句。1906年より東京の支店に勤務し作句を中断したが、関東大震災に被災した後再開。「鹿火屋」「枯野」に投句ののち、1925年に「雲母」に入会、飯田蛇笏龍太に師事する。戦後は「玉虫」を発行。「雲母」にて1966年および1973年に山廬賞を受賞。1973年、句集『雪』その他の業績により第7回蛇笏賞を受賞。代表句に「たわたわと薄氷に乗る鴨の脚」など。句集に『寒鶯集』(1950年)、『露』(1960年)、『春霞』(1967年)、『雪』(1972年)、『雁』(1975年)がある。




「松村蒼石」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「松村蒼石」の関連用語

松村蒼石のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



松村蒼石のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの松村蒼石 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS