校本への採用とは? わかりやすく解説

校本への採用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/05 21:31 UTC 版)

玉里文庫本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語』や『源氏物語大成校異編』には採用されていないものの、『日本古典文学全集源氏物語』及び『新編日本古典文学全集源氏物語』には、写本記号「玉」、「鹿児島大学図書館所蔵玉里文庫本一帖 (須磨)」として須磨1帖のみが、また『河内本源氏物語校異集成』には「玉」、「玉里文庫本 鹿児島大学付属図書館玉里文庫蔵花宴松風)」として花宴松風の2帖のみが採用されている。

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校本への採用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/28 16:06 UTC 版)

榊原家本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語及び源氏物語大成校異編には「榊原家本 伝二条為氏榊原子爵家蔵」として「」の写本記号青表紙本系統の本文を持つ写本ひとつとして現存する17帖のうち桐壺除いた夕顔若紫紅葉賀賢木蓬生関屋絵合若菜下柏木横笛匂宮東屋浮舟手習夢浮橋校異採用されている。

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校本への採用

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横山本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語及び源氏物語大成校異編には校合本文一つとして写本記号「横」、「横山藤原為兼等各筆 横山敬次郎」として、桐壺空蝉夕顔若紫末摘花紅葉賀花宴賢木花散里須磨明石澪標蓬生関屋絵合松風薄雲少女玉鬘初音胡蝶常夏篝火野分行幸真木柱梅枝藤裏葉若菜上若菜下柏木横笛鈴虫夕霧御法匂宮紅梅竹河早蕨宿木浮舟蜻蛉夢浮橋青表紙本本文を持つ写本として、橋姫椎本総角別本本文を持つ写本として校異採用されている。なお、池田亀鑑は、校異源氏物語について現在のように大島本底本とする以前にこの横山本を底本とすることを検討していた時期があったとされている。

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正徹本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語及び源氏物語大成校異編への採用は無い。なお、池田亀鑑校異源氏物語作成した際の資料図書寮正徹本及び徳本正俊氏古写本校合書入本正徹本(当時どこに所蔵されいたものかは不明)の校合書入本等があるため、ある時期までは正徹本が対象になっていたとみられる加藤洋介は、源氏物語大成校異篇に収録されていない定家本青表紙本)の校異調査して作成した定家本源氏物語校異集成(稿)」おいて、第01桐壺、第02帚木、第03空蝉、第04夕顔、第05若紫、第08花宴、第09、第10賢木、第11花散里、第12須磨、第13明石、第14澪標、第15蓬生、第16関屋、第17絵合、第18松風、第22玉鬘、第29行幸、第30藤袴、第31真木柱、第34若菜上、第35若菜下、第36柏木、第37横笛、第38鈴虫、第39夕霧、第40御法、第41帖 幻、第42匂宮、第44竹河、第47総角、第48早蕨、第51浮舟、第53手習について宮内庁書陵部所蔵正徹本の校異採用している。

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甲南女子大学本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

紅葉賀2005年平成17年11月刊行の『源氏物語別本集成 続』第2巻写本記号「甲」として校合本文一つとして収録されており、梅枝についても2010年平成22年6月刊行された『源氏物語別本集成 続』第7巻校合本文一つとして入っている。

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金子本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

金子元臣による『湖月抄』を底本とした校本校異採録されている。 金子元臣定本源氏物語新解 上』明治書院1925年大正14年9月桐壺から少女まで。 金子元臣定本源氏物語新解 中』明治書院1928年昭和3年3月玉鬘から幻まで。 金子元臣定本源氏物語新解 下』明治書院1930年昭和5年3月匂宮から夢浮橋まで。他に手枕山路の露系図年立所収している なお、『校異源氏物語』、『源氏物語大成校異編』及び『河内本源氏物語校異集成』といった現在一般的に使用されている校本への採用は無い。

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河野美術館本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

1970年昭和45年)から1976年昭和51年)にかけて刊行され阿部秋生他編『日本古典文学全集 源氏物語』(小学館)および1994年平成6年)から1998年平成10年)にかけて刊行され阿部秋生他編『新編 日本古典文学全集 源氏物語』(小学館)には写本記号「信」写本名「河野信一記念文化所蔵本二帖」として初音採用されている。 2001年平成13年2月15日刊行の『河内本源氏物語校異集成』には、玉鬘巻が写本記号「冷」、写本名「伝冷泉為相筆本 河野信一記念文化館蔵」として採用されている。 2008年平成20年5月刊行の『源氏物語別本集成 続』第5巻には、朝顔巻が写本記号「河」、写本名「河野美術館本(今治市河野美術館)」として採用されている。

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早稲田大学本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

写本は『校異源氏物語』・『源氏物語大成校異編』や『源氏物語別本集成』といった主要な校本には採用されていない

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肖柏本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

写本単独での影印本翻刻本存在しないものの、「校異源氏物語」、「源氏物語大成」に青表紙系統本文を持つ写本として写本記号「肖」、「肖柏牡丹花肖柏桃園文庫」として校異採用されており(但し、一部の巻(帚木花散里野分東屋)は採用されていない)、また「源氏物語別本集成 続」に「肖 肖柏本(天理図書館)」として校異採用されている。

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善本叢書本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語及び源氏物語大成に数帖が採用されているが、天理図書館納められる前であったためそれぞれ当時所蔵者や伝承筆者の名前で納められている。河内本源氏物語校異集成には鈴虫夕霧採用されている。源氏物語別本集成真木柱柏木竹河採用されている。源氏物語別本集成続では、「「源氏物語別本集成」では採用していない巻があったが全巻収録予定している。」として現在までに帚木末摘花蓬生採用されている。

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曼殊院本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語』及び『源氏物語大成校異編』に写本記号「曼」、「畊筆写 曼殊院」として蓬生関屋薄雲の三帖ともが採用されている。また『河内本源氏物語校異集成』にも写本記号「曼」、「曼殊院曼殊院蓬生関屋薄雲)」として三帖の校異が採られている。

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平瀬本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

写本対校本文ひとつとして写本記号「平」として校異源氏物語及び源氏物語大成採用されている。 河内本として採用された巻桐壺帚木空蝉末摘花紅葉賀花宴賢木花散里須磨明石玉鬘胡蝶常夏篝火野分藤袴真木柱藤裏葉若菜上若菜下柏木横笛夕霧御法、幻、匂宮橋姫宿木手習 別本として採用された巻関屋朝顔紅梅総角早蕨 青表紙本として採用された巻少女夢浮橋河内本源氏物語校異集成』に採用されている巻(校異源氏物語及び源氏物語大成河内本として採用されている巻と同じである) 桐壺帚木空蝉末摘花紅葉賀花宴賢木花散里須磨明石玉鬘胡蝶常夏篝火野分藤袴真木柱藤裏葉若菜上若菜下柏木横笛夕霧御法、幻、匂宮橋姫宿木手習源氏物語別本集成 続』(おうふう刊行中)に採用されている巻 第6巻 2009年平成21年7月刊行ISBN 978-4-2730-3406-1玉鬘初音胡蝶常夏篝火 第7巻 2010年平成22年7月刊行ISBN 978-4-2730-3407-8、28野分29行幸30藤袴31真木柱32梅枝

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池田本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語及び源氏物語大成校異編では、その大部分底本とされている大島本欠けている巻 浮舟 本文別本であるとされている巻 初音 後人補写である巻 桐壺夢浮橋 の4帖についてはこの池田本底本採用しており、その他の巻については池田本意味する「池」の写本記号青表紙本系統の校合本の一つ採用されている。 また『源氏物語別本集成続』でも校合対象取り上げられている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/09 23:55 UTC 版)

橋本本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

上述のように本写本池田亀鑑写本調査の対象はなったものの、校異源氏物語及び源氏物語大成校異編には採用されていない源氏物語別本集成続の既刊分には写本記号」として若紫及び松風採用されている。 若紫源氏物語別本集成第2巻おうふう2005年平成17年11月ISBN 4-2730-3402-6 松風源氏物語別本集成第5巻おうふう2008年平成20年5月ISBN 978-4-2730-3405-4

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/08 09:25 UTC 版)

保坂本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

写本本文は、鎌倉時代書写と見られる松風以降別本本文を持つとされた巻を中心に、『校異源氏物語』及び『源氏物語大成』(校異編)に写本記号「保」として校合本文一つとして採用されている。 また、源氏物語別本集成』では大部分底本採用されている陽明文庫本の本文別本でないとされた「若菜 上」、「若菜 下」、「柏木」、「横笛」、「匂宮」、「紅梅」、「竹河」、「夢浮橋」について本写本底本採用されており、そのほかの巻でも鎌倉時代書写と見られる松風以降の巻については、校合本文一つとして採用されている。 さらに1999年平成11年)に出版された『CD-ROM 角川古典大観 源氏物語においては、本写本本文電子データの形で収録されており、代表的な青表紙本本文を持つとされる写本である大島本代表的な河内本本文を持つとされる写本である尾州家河内本代表的な別本本文を持つとされる写本である陽明文庫本とこの「保坂本」の4写本本文を、同時に並べて比較できるようになっている

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幽斎本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語』および『源氏物語大成校異編』には不採用であるものの、『新編日本古典文学全集源氏物語』では、写本記号「幽」、「幽齋本 永青文庫所蔵細川幽齋筆写本五十四帖」として校合対象取り上げられている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/26 01:14 UTC 版)

東京大学本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語』及び『源氏物語大成校異編』への採用は無い(但し『源氏物語大成研究資料)編』には本写本について解説があり、また本写本紅葉賀澪標藤袴写真掲載されている。)。 『源氏物語別本集成』には、澪標朝顔初音篝火行幸藤袴柏木鈴虫御法、幻、匂宮紅梅12帖について、写本記号「東」、「東大本(東京大学附属図書館)」としてその校異収録されている。

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後柏原院本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語』及び『源氏物語大成校異編』には採用されていないが『源氏物語大成研究編』には簡単な解説がある。『新編日本古典文学全集源氏物語』(小学館1994年平成6年)~1998年平成10年))において、写本記号」、「後柏原院陽明文庫所蔵後柏原院等等筆写本五十二帖」として校異採用されている。

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七毫源氏」の記事における「校本への採用」の解説

写本は、現存する四十四帖すべてについて、校異源氏物語及び源氏物語大成校異編河内本系写本として校異がとられている。さらに河内本のみを対象とした校本である河内本源氏物語校異集成にもその校異がとられている。

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伏見天皇本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語及び源氏物語大成には不採用河内本源氏物語校異集成には河内本本文を持つとされた巻が写本記号「吉」、「吉田本」の名称で採用されている。「源氏物語別本集成 続」には写本記号「伏」、「伏見天皇本(古典文庫)」として全巻収録予定している。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/16 15:27 UTC 版)

穂久邇文庫本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

写本は『校異源氏物語』や『源氏物語大成校異編』には採用されておらず、『源氏物語大成研究編』の「大島本源氏物語伝来とその学術的価値」において「一覧を請うこと再三及んだ許可を得ることが出来なかった池田自身未見である新発見写本」として簡単に触れられているだけであるものの、それ以後作成された以下のような校本には校異が採られている。 『日本古典文学大系源氏物語』(岩波書店1958年昭和33年)~1963年昭和38年))において写本記号「穂」、「穂久邇文庫本(穂久邇文庫蔵)」として採用されている。 『新編日本古典文学全集源氏物語』(小学館1994年平成6年)~1998年平成10年))において写本記号「穂」、「穂久邇本 穂久邇文庫所蔵元応二年奥書五十四帖」として採用されている。 『源氏物語別本集成 続』(おうふう2005年平成17年)~)において写本記号「穂」、「穂久邇文庫本(穂久邇文庫蔵)」として採用されており、ほぼ全巻収録予定しているとされている。

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校本への採用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/03 17:30 UTC 版)

言経本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

校異源氏物語」及び「源氏物語大成校異編」に写本記号「言」、「山科言継自筆書入 前田侯爵家蔵」として採用されている。大津有一の「諸本解題」『源氏物語事典』では「匂宮竹河のみ校異採用された」としているが、実際に鈴虫含めた3帖が採用されている。 源氏物語別本集成には写本記号「言」、「言経本前田家)」として第11巻に幻、匂宮竹河橋姫の4帖が採用されている。 2005年刊行開始した源氏物語別本集成 続」(2010年現在刊行中)では、写本記号「前」、写本名を「前田本尊経閣文庫)」と変更した上で、現在は欠けている若紫以外のすべての採用予定している。

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校本への採用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/10 04:06 UTC 版)

鶴見大学本源氏物語」の記事における「校本への採用」の解説

別本本文を持つとされる花散里上記六)と澪標上記五)が写本記号」・「鶴見大学本(鶴見大学)」として『源氏物語別本集成 続』に採用されている。 『源氏物語別本集成第3巻おうふう2006年平成18年9月ISBN 4-2730-3403-4花散里収録。 『源氏物語別本集成第4巻おうふう2007年平成19年6月ISBN 978-4-2730-3404-7澪標収録

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