案内システム
駅施設の構造や配置が複雑、多様化する民鉄各社はお客さまへの案内情報をより分かりやすく提供しなければなりません。案内には、放送など音声による場合と、活字・統一デザインによる案内標識などがあります。
大別すると、場所を示すもの、誘導するもの、注意を促すものなどに分類されます。もちろん運賃、列車の行き先、発車時刻、沿線案内も含まれます。
たとえば東京メトロでは、電車に乗る人、乗り換える人、降りた人に分けて各駅に統一デザインの案内標識を設けています。この案内システムでは、電車に乗る人、乗り換える人は目的の路線のラインカラーと、矢印をたどれば改札口やホームに行けます。電車から降りた人は、案内板で方向を確認しながら、黄色の出口番号を目指せばよいわけです。
また、外国人のお客さまのための英文表記も取り入れるなど、民鉄各社はより分かりやすい案内システムづくりに努めています。
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