模型での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/30 02:06 UTC 版)
「インスタントレタリング」の記事における「模型での使用」の解説
手書きや塗装では表現することが困難な小さな文字等やマークなどを転写でき、周囲に透明な余白の残るデカールやステッカーとは違って「文字だけ」を転写できるので、鉄道模型の車両番号やマークなど模型には現在でも用いられている。特に模型用として作られたものはドライデカールと呼ばれることもある。嘗ては転写マークとも呼ばれていた[要出典]。 しかし、模型用の場合は対象が立体であるため、綺麗に貼り付けるには擦る力加減などのある程度のコツが必要である。一部分がフィルムに残り文字の途中で切れてしまう失敗も少なくない。また一度転写してしまうとその後の調整は不可能である。さらに製造から年月が経つと糊の劣化から全く転写できなくなることもある。 貼り付け先が凹凸が激しい、狭い、インレタ転写が苦手などの場合、透明デカールや透明ステッカーに転写してからそれを切り出して貼るという方法もある。 尚、定着補助剤各種は、模型用といえども、本商品とは相性がすこぶる悪く、むしろ逆に定着の妨げになるために、用いる事が出来ない。
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