歌い回し 相の手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 02:45 UTC 版)
ア ハーイハイトー アアーア アーアア アア 私しゃ大島ァ 御神火(ごじんか)育ちヨ(ナ) ア ハーイハイトー胸に煙はナ(ヨ) 絶えやせぬヨ(ナ) ア ハーイハイトー 「ア ハーイハイトー」と、歌うことを促す「手拍子とはやし」があって、手拍子に合わせて大島節は歌われる。手拍子は小節の1拍目に必ずはいる。「ア ハーイハイトー」の「はやし」は、中間部においても入る。又、1番から2番に移る時、2番から3番に移る時も必ず入る。手拍子を打つと、次の手拍子までの間は両手を2~3回程こすり、もみ手のようにして「間」をとる。この「もみ手」の動作が、「茶もみ唄の名残り」の動作と定義する説があるが、充分な検証はされていない。歌詞の2節・3節・4節の尻に「ヨ」または「ナ」を接続し、語間を引き伸ばしつ唄うのが、大島節の標準的歌唱法である。「ヨ」と「ナ」の挿入が唄い手により全く逆のケースがあるが、どちらが正式ということはないようである。
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