歌舞伎(かぶき)舞踊(ぶよう)
歌舞伎舞踊
<かぶきぶよう>
区分
重要無形文化財
保持者
青山 次郎
<あおやま じろう>
(芸名 花柳 壽楽)
<はなやぎ じゅらく>
(東京都)
西川 扇藏(東京都)
<にしかわ せんぞう>
(東京都)
柴﨑 照子(東京都)
<しばざき てるこ>
(芸名 花柳寿 南海)
<はなやぎ としなみ>
(東京都)
解説
歌舞伎舞踊は、江戸歌舞伎の中での舞踊や舞踊劇及びその伝統を継承している舞踊や舞踊劇である。初期の女歌舞伎や若衆歌舞伎では、主として人々が同じ所作で踊るいわゆる総踊りの形式であったが、後に女方が舞踊の中心になり、元禄時代に所作事として確立し、享保から宝暦にかけてさらに発展し「道成寺」「石橋」などの名作が成立した。さらに天明にかけて長唄に加えて常磐津節などの発達にともなって舞踊劇が大成し、女方ばかりでなく、男役も踊り「関の扉」「双面」等の傑作が生まれた。幕末には変化に富む小品舞踊を次々と一人の役者が踊る変化物が流行し、さらに明治にかけて能や狂言から取材した松羽目物が生まれ、今日でも以上の各種の舞踊が演じられている。
歌舞伎舞踊
名称: | 歌舞伎舞踊 |
ふりがな: | かぶきぶよう |
芸能工芸区分: | 芸能 |
種別: | 舞踊 |
認定区分: | 各個認定 |
指定年月日: | 1955.02.15(昭和30.02.15) |
解除年月日: | |
指定要件: | |
備考: | |
解説文: | 歌舞伎舞踊は、江戸時代に歌舞伎の中で演じられるようになった舞踊や舞踊劇の伝統を継承しつつ、後に歌舞伎から独立して演じられるようになったものである。歌舞伎舞踊は、江戸時代初期に、それ以前から行われてきた舞踊をもとに始まり、歌舞伎の発展とともに、まず女方が中心になり、後に男役も踊るようになった。現在、いわゆる舞踊家によって伝承されるようになっている。歌舞伎舞踊は、長い歴史を通じて芸術的に洗練され、また能や狂言から題材を取るなど多様な内容をもち、芸術上特に価値が高く、芸能史上も特に重要な地位を占めるものである。 |
歌舞伎舞踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 03:22 UTC 版)
歌舞伎舞踊(かぶきぶよう)は、以下の総称である。
- 1 歌舞伎舞踊とは
- 2 歌舞伎舞踊の概要
- 3 構成
歌舞伎舞踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 07:39 UTC 版)
松羽目物歌舞伎舞踊。新歌舞伎十八番の一つ。1885年11月、東京・新富座で9世市川団十郎により初演。2世杵屋勝三郎作曲の上記長唄を、河竹黙阿弥が改作したもの。2世杵屋正次郎作曲、初世花柳寿輔振付け。
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歌舞伎舞踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 17:49 UTC 版)
江戸時代に初演された人形浄瑠璃・歌舞伎の『義経千本桜』は大当たりとなった。劇中の所作事『道行初音旅』(みちゆき はつねの たび)は、単独でこれを上演する際には『吉野山』と通称する。本来は義太夫節だが、常磐津節・富本節・清元節に書き直された作品もある。
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歌舞伎舞踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:57 UTC 版)
上記の歌舞伎と、基本的に同じだが、舞踊の発表会では黒のアイライナーを太く入れる場合が多い。ごくまれに、付けまつげを付ける場合もある。
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歌舞伎舞踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 16:04 UTC 版)
後に本作をもとに近松門左衛門によって歌舞伎の時代物『色狩剣本地』(もみじがり つるぎの ほんち、正徳4年)、九代目市川團十郎による舞踊劇『紅葉狩』、明治20年)が作られている。平維茂が遭遇する鬼女は、更科姫(さらしなひめ)を名乗り、山神に与えられた神剣は小烏丸であるなどの脚色がみられる。
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「歌舞伎舞踊」の例文・使い方・用例・文例
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