歌論とは? わかりやすく解説

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か‐ろん【歌論】

読み方:かろん

和歌本質美的理念歌風・詠作手法などに関する理論評論。「—書」


歌学

(歌論 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/26 09:09 UTC 版)

歌学(かがく)は、和歌本質・作法、古歌の解釈、故実、歴史など和歌に関する総てを研究する学問。通常、和歌の本質論は歌論と称し、それ以外の和歌に関する諸知識を求める学問を歌学と称する。




「歌学」の続きの解説一覧

歌論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:27 UTC 版)

八田知紀」の記事における「歌論」の解説

『しらべの直路』 『千代の古道』 以上のうち、歌論の二つ師匠の景から学んだ説に影響して刊行された。

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歌論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:39 UTC 版)

院政期文化」の記事における「歌論」の解説

国風文化時代和歌隆盛歌学発展促し、『古今和歌集』の紀貫之仮名序」がその先駆けをなすといわれ、藤原公任の『新撰髄脳』などの自覚的著作あらわれるに至ったが、院政期に入ると、永久3年1115年)に源俊頼によって『俊頼髄脳』、保元3年1158年)に藤原清輔によって『袋草紙』が書かれている。なお、「髄脳」とは「和歌本質説いた書物」の意であり、歌論書を示す普通名詞である。

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歌論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)

鎌倉文化」の記事における「歌論」の解説

鎌倉時代には歌に対す批評意識高まって歌学(歌論)の分野確立した御子左家 より出た藤原俊成1197年建久8年)、『古来風躰集』を著し和歌本質和歌歴史和歌表現の変遷などについて述べ、特に「幽玄」の美学唱えた歌学大成したのは俊成の子で、「妖艶」「有心」の境地めざした藤原定家であった定家歌論書近代秀歌』は1209年承元3年)の成立で、源実朝贈った詠歌のための指導書である。最初に和歌史を概説し、「詞は古きを慕ひ、心は新しき求め及ばぬ高き姿を願ひて」と心得述べ、さらに源経信以下6人の和歌約25首を例歌として掲げている。定家歌論書として他に添削形式叙述した毎月抄』がある。 上述のように、定家以降和歌形式化傾向著しくなった。定家の子為家は歌学よりも自家の地位宮中での交遊高めることに努力はらったため、歌学衰えたこののち藤原為家三子、為氏(二条家)・為教(京極家)・為相(冷泉家)は三家分かれそれぞれ歌学家元となり、互いに正統争ったまた、鴨長明1221年建暦元年)頃に『無名抄』を著して歌人心得和歌に関する故実歌人変遷などを記している。

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