この‐かた【×此の方】
読み方:このかた
[名]過去のある時から現在に向かっての期間。それ以来。また、現在までのある年月の間。「生まれて—見たことがない」「三年—忘れたことがない」
この‐ほう〔‐ハウ〕【×此の方】
こ‐ち【×此▽方】
こち‐ら【×此▽方】
こっ‐ち【×此▽方】
読み方:こっち
《「こち」の音変化》
[代]
1 近称の指示代名詞。聞き手よりも話し手の方に近い場所やそこにある物、または、その方向をさす。「—の水は甘いぞ」「—が大きい」「足音が—へ近づいてくる」
2 一人称の人代名詞。話し手自身、または、その周辺にいる人々をさす。こちら。当方。「—が出向く」「—にも考えがある」
こ‐な‐た【×此▽方】
読み方:こなた
[代]
1 近称の指示代名詞。ある地点より話者のいる地点に近い場所・方向などを示す。こちら。こっち。「山の—」
「はい、もう何もかも—のおかげでございますから」〈円地・女坂〉
「『やや、こちの事か。何事ぞ』『—の御事でござある』」〈虎清狂・禁野〉
3 近称の指示代名詞。過去または未来の一時点から話者のいる現在へ向かっての時間。
㋐それからのち。以来。
4 三人称の人代名詞。今話題になっている人。また、近くにいる人。
「まづ—の心見はてて、とおぼすほどに」〈源・夕顔〉
こんた【×此▽方】
此方(こなた)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/16 19:21 UTC 版)
白髪で12歳ぐらいの少女。オブジェクティブ=アリスの一種であり、パラメータは対安西恭介用人体構造となっている。一人称は「此方」。「アンケート」が行われる2週間前まで安西の隣の部屋で一人暮らしをしていた。引っ越し後も安西とやり取りをしているものの、安西側からコンタクトを取ろうとすると必ず失敗する。
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此方(こなた)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:19 UTC 版)
「日本語の二人称代名詞」の記事における「此方(こなた)」の解説
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