民放競馬記者クラブ賞
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民放競馬記者クラブ賞(みんぽうけいばきしゃクラブしょう)とは、中央競馬のうち関東(美浦トレーニングセンター)所属の新人騎手を対象とした賞である[1]。
概要
本賞は1977年創設[2]。民間放送競馬記者クラブ賞、関東新人騎手賞とも呼ぶ。民放競馬記者クラブに加盟している12社が選出する。同様の賞として栗東トレーニングセンター所属騎手を対象とした中央競馬関西放送記者クラブ賞がある。
「最も優秀な成績を残した」[1]新人騎手に贈られる賞であり、勝利数が基準となるが、制裁歴についても考慮される[3][4][5]。
歴代受賞者
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak “JRAニュース「2011年度『民放競馬記者クラブ賞』は嶋田 純次騎手」”. 日本中央競馬会 (2011年12月22日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ a b 「サークルだより『関東新人賞は大塚騎手に』」『優駿』、日本中央競馬会、1978年2月、95頁。
- ^ a b “的場勇人騎手、民放競馬記者クラブ賞を受賞”. netkeiba.com (2006年12月26日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ a b “宮崎北斗騎手に民放競馬記者クラブ賞”. netkeiba.com (2007年12月26日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ a b “競馬最新ニュース「民放競馬記者クラブ賞は平野騎手が受賞!!」”. UMAJIN. Link Bit Consulting (2010年12月27日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ a b 「サークルだより『関東新人騎手賞 大江原騎手へ』」『優駿』、日本中央競馬会、1979年2月、90頁。
- ^ 「サークルだより『関東新人賞は国兼騎手』」『優駿』、日本中央競馬会、1980年2月、84頁。
- ^ 「サークルだより『55年度各クラブ賞受賞者』」『優駿』、日本中央競馬会、1981年2月、98頁。
- ^ 「サークルだより『東・西の記者クラブ賞と新人賞決まる』」『優駿』、日本中央競馬会、1982年2月、84頁。
- ^ 「中央競馬ニュースプラザ『各記者クラブ賞と新人賞が決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1983年2月、160頁。
- ^ 「中央競馬ニュースプラザ『各記者クラブ賞決定 東京競馬記者クラブ賞は三冠馬ミスターシービー』」『優駿』、日本中央競馬会、1984年2月、184頁。
- ^ 「中央競馬ニュースプラザ『うれしい新人賞 東・天間、西・内山』」『優駿』、日本中央競馬会、1985年2月、168頁。
- ^ 「中央競馬NEWSPLAZA『新人賞は 東・柴田善、西・石橋』」『優駿』、日本中央競馬会、1986年2月、168頁。
- ^ 「ニュース&インフォメーション『新人賞は 東・武藤、西・松永幹夫』」『優駿』、日本中央競馬会、1987年2月、176頁。
- ^ 「ニュース&インフォメーション『新人賞は 東・蛯名正義、西・武豊』」『優駿』、日本中央競馬会、1988年2月、175頁。
- ^ 「ニュース&インフォメーション『新人賞は、東・藤原英幸 西・岡潤一郎』」『優駿』、日本中央競馬会、1989年2月、175頁。
- ^ 「ニュース&インフォメーション『新人賞は、東・小野次郎 西・角田晃一騎手が受賞』」『優駿』、日本中央競馬会、1990年2月、174頁。
- ^ 「ニュース&インフォメーション『東西の競馬記者クラブ賞決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1991年3月、158頁。
- ^ 「ニュース&インフォメーション『東西の競馬記者クラブ賞決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1992年2月、175頁。
- ^ 「ニュース&インフォメーション『東西の競馬記者クラブ賞が決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1993年2月、175頁。
- ^ 「JRA News『東西の競馬記者クラブ賞決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1994年2月、174頁。
- ^ “中央競馬を振り返る”. 競馬ニホン (1994年12月). 2012年5月17日閲覧。
- ^ 「JRA News『東西の競馬記者クラブ賞が決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1996年3月、154頁。
- ^ a b 「JRA News『東西の記者クラブ賞決定!』」『優駿』、日本中央競馬会、1997年3月、163頁。
- ^ 「JRA News『各競馬記者クラブ賞が決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1998年3月、161頁。
- ^ 「JRA News『各競馬記者クラブ賞が決定』」『優駿』、日本中央競馬会、1999年3月、161頁。
- ^ 穂苅寿彦が最多勝利騎手であったが、5勝止まりであったため、該当者なし。
- ^ 「JRA News『各競馬記者クラブ賞が決定』」『優駿』、日本中央競馬会、2000年3月、149頁。
- ^ “アラカルト”. 競馬ニホン (2001年1月8日). 2012年5月17日閲覧。 “関東の新人賞は嘉藤騎手”
- ^ “アラカルト”. 競馬ニホン (2001年12月23日). 2012年5月17日閲覧。 “関東新人賞に蓑島騎手”
- ^ “アラカルト”. 競馬ニホン (2003年1月6日). 2012年5月17日閲覧。 “関東の新人賞は五十嵐騎手”
- ^ “安藤勝騎手らに競馬記者クラブ賞”. netkeiba.com (2003年12月29日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ “津村明秀騎手、民放競馬記者クラブ賞に輝く”. netkeiba.com (2004年12月28日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ “民放競馬記者クラブ賞は大野拓弥騎手”. netkeiba.com (2005年12月27日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ “三浦皇成騎手に民放競馬記者クラブ賞”. netkeiba.com (2008年12月26日). 2012年5月17日閲覧。
- ^ “アラカルト”. 競馬ニホン (2010年1月5日). 2012年5月17日閲覧。 “関東新人賞に丸山騎手”
- ^ 西村太一も7勝で同率だったが、騎乗停止があったため、騎乗停止がなかった平野を選出。
- ^ “JRAニュース「2012年度『民放競馬記者クラブ賞』は該当者なし」”. 日本中央競馬会 (2011年12月20日). 2012年12月20日閲覧。
- ^ 山崎亮誠が最多勝利騎手であったが、有馬記念開催の1週を残した段階(12月16日段階)で3勝止まりだったため、最終週の開催を待たずして該当者なしと決定した。なお、結局最終週も、関東の新人騎手は全員未勝利のため、最多でも山崎の3勝止まりである(山崎は、その後2014年3月に騎手免許を取り消している)。
- ^ “伴 啓太騎手が2013年度「民放競馬記者クラブ賞敢闘賞」を受賞”. 日本中央競馬会 (2013年12月23日). 2013年12月23日閲覧。
- ^ この年は、伴が唯一の関東新人騎手であった。6勝の成績のため「今後の更なる飛躍を期待」として「敢闘賞」扱いとなった。
- ^ “石川 裕紀人騎手、木幡 初也騎手が2014年度「民放競馬記者クラブ賞」を受賞”. 日本中央競馬会 (2014年12月29日). 2013年12月29日閲覧。
- ^ “JRAニュース「2015年度「民放競馬記者クラブ賞」は該当者なし」”. 日本中央競馬会 (2015年12月28日). 2015年12月28日閲覧。
- ^ この年の関東新人騎手は野中悠太郎のみであり、4勝止まりのため、2013年の伴とは異なり敢闘賞の選からも漏れた。
- ^ 2016年度「民放競馬記者クラブ賞」は木幡 巧也騎手、「特別賞」は藤田 菜七子騎手が受賞日本中央競馬会、2016年12月26日閲覧
- ^ 2017年度「民放競馬記者クラブ賞」は武藤 雅騎手が受賞日本中央競馬会、2017年12月28日閲覧
- ^ “2018年度「民放競馬記者クラブ賞」は該当者なし”. 日本中央競馬会 (2018年12月28日). 2018年12月28日閲覧。
- ^ この年の関東新人騎手は山田敬士のみであり、7勝止まりかつ騎乗停止(競争距離誤認)があったため受賞とはならなかった。
- ^ “菅原明良騎手が民放競馬記者クラブ賞受賞”. スポーツナビ (2019年12月28日). 2019年12月28日閲覧。
- ^ “2020年度「民放競馬記者クラブ賞」は秋山 稔樹騎手が受賞 JRA”. www.jra.go.jp. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “2021年度「民放競馬記者クラブ賞」は永野 猛蔵騎手が受賞 JRA”. www.jra.go.jp. 2021年12月28日閲覧。
- ^ 2022年度「民放競馬記者クラブ賞」は西塚 洸二騎手・佐々木 大輔騎手が受賞日本中央競馬会、2022年12月28日配信・閲覧
- ^ “2023年度「民放競馬記者クラブ賞」は小林 勝太騎手が受賞”. www.jra.go.jp. 2023年12月28日閲覧。
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