泉図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 23:45 UTC 版)
複合公共施設「ミルポートS」の地下階から2階に入居している。泉中央駅から仙台スタジアムへと向かう通りに立地。以前は仙台市こども宇宙館(3・4階)も同居していたが、仙台市天文台の移転に伴い閉館され、2009年度にこども図書室が増設された。 仙台市に合併される以前の泉市時代、1978年(昭和53年)に前身の泉市図書館が開館。1987年(昭和62年)に泉市は基本計画を策定し、 「中央図書館」の建設と計12の図書館・図書室を市内に設けると発表した。仙台市と合併後、泉市図書館は蔵書数の強化など整理期間を経て1990年7月に仙台市泉図書館に改名した。合併により、仙台市側のルールに合わせるため、1人10冊まで借りられたのが5冊に減らされた。泉中央駅の開業と同時に市名坂から現在の場所へ移転した。旧館時代は図書館の存在すら知らない市民や、知っていても遠くて不便だと敬遠していた市民が多かったが、利便性の高い駅前に移転したことで、利用登録者数が増加した。泉市時代の11分室設置構想は実現せず、泉区内の分室は9つにとどまっている。 2009年の改築にともない、駐車場が廃止となった。 2011年3月11日発生した東日本大震災では、建物内部に大きな被害が発生して閉鎖され、正面玄関付近に臨時窓口を設けて本の貸し借りを行っていた。現在[いつ?]は復旧し、通常通り開館している。
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