洞爺カルデラ(とうやカルデラ)
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「カルデラの一覧 (日本)」の記事における「洞爺カルデラ(とうやカルデラ)」の解説
典型的な中央火口丘をもつカルデラ湖で、約11万年前に噴火し、噴出物は北海道の全域および東北地方に及んだ。南側の有珠山や昭和新山は洞爺カルデラに付随した火山である。
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洞爺カルデラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 13:53 UTC 版)
約10.6 - 10.9万年前に洞爺火砕流をともなう噴火が起こり、「洞爺カルデラ」が形成された。このときに放出された火山噴出物の総体積は230 - 310立方キロメートル(100 - 140立方キロメートル DRE)のVEI-7で、カルデラの周囲には厚さ数十メートルの火砕流台地が形成されている。この大規模な噴火による火山灰は北海道から東北にかけての広い範囲の地層に見られる。 湖の中央に浮かぶ4つの島を総称して「中島」と呼ぶ。これは約5万年前の火山噴火にともなって形成された溶岩ドームと火砕丘の集まりであり、湖底を含めると11の火山体が確認されている。2万年ほど前から洞爺湖の南岸で噴火が繰り返され、有珠山が誕生した。
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