海の牙
海の牙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:58 UTC 版)
イェルマーク艦長とロゴス司令の出会いを描く『ブルーシティー』の前日譚。1979年の『週刊少年ジャンプ1/25増刊』(集英社)に掲載された。 「海の牙」を表題作とする短編集も発売されている。 あらすじ ベテランの潜水艦艦長イェルマークの息子は、新型潜水艦アクエリアス号に初任務として乗り込んだが、アクエリアス号は海底で何者かの襲撃を受けて座礁を起こした。 イェルマーク艦長は旧式潜水艦ユーラクロン号でアクエリアス号の救助に向かうが、そこへ「BC計画」の責任者を名乗る車椅子の男・ロゴスが乗り込んでくる。 アクエリアス号を沈めたのは、潜水艦と同等サイズまで巨大に成長したシャコであった。一時はユーラクロン号も巨大シャコに襲われ身動きが取れなくなるが、シャコの本能を利用して撃退に成功、海上へと戻るがユーラクロン号も航海不能と判断され、廃棄された。 ロゴスは自身のBC計画にイェルマークを誘うために声をかけようとするが、息子にもっと海の脅威を教えておけばよかったと悔みながら海面に酒を注ぐイェルマークの姿を見て、声をかけるのを後にした。
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