海藍
海藍(ファイラン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:38 UTC 版)
「ヴァルキリープロファイル」の記事における「海藍(ファイラン)」の解説
洵(ジュン) 声 - 小野坂昌也、若本規夫(鬼となった姿) 侍。21歳。生前には妹である阿衣の目を治すため倭国を旅していた。 冷酷非情で現実的な性格だが、阿衣のことだけは心の底から大切に思っている。万病に効くといわれる「魂玉石」を持つ鬼を探して退治したが、その鬼に憑依されて自分が鬼となって人を傷つける存在になってしまう。しかし、ヴァルキリーに成敗されて正気を取り戻し、エインフェリアとなる。二刀流の剣技は我流だが、「神宮流」なる流派を名乗っている。 決め技は素早いスピードで残像を生みながら相手を切り刻む「千光刃」。 那々美(ナナミ) 声 - 柳瀬なつみ 魔術師。17歳。生前には海藍の昴后神社の養女であった。 誰にでも優しく、物静かで清廉潔白な少女。非好戦的な性格を反映してか、やや臆病な一面もある。神社の跡取りとして力を受け継ぐ儀式を行うも失敗し、それを自分が血の繋がりを持たない養子であるがゆえと考え、自分の存在意義に悩む。再度儀式に挑戦した際、養父母の亡き実娘である美那代の霊に身体を譲り渡し、死後エインフェリアとなる。 夢瑠(ユメル) 声 - 江森浩子 魔術師。16歳。倭国近辺に生息する人魚と人間のハーフ。 明るく元気な少女。父親は倭国の将軍であり、夢瑠が生まれたことで将軍が和平に努めるようになり戦争は終わったが、人魚の間では人間や人間に関わる者を迫害する意識が根強く残り、母親の人魚は迫害の中で死んでしまう。拠り所を失って父親を探しに地上に出てくるが、父親も既に死んでいたと知る。混血であるため人間の姿と人魚の姿を自由に使い分けることができ、戦闘中では魔法を使うときのみ人魚の姿になる。 方向感覚に優れている設定だが、設定資料では方向音痴という設定になっている。 詩帆(シホ) 声 - 白鳥由里 魔術師。21歳。盲目の歌姫。物静かで、あまり感情を表に出さない。視力と引き換えに他者を魅了する歌声を持ち、生まれたときから歌姫となることを宿命付けられていた。 歌により兵士が狂戦士化し凄まじい戦闘力を発揮するため無敵を誇っていたが、その反面被害も大きく、戦が終わると狂戦士化して死んだ兵士の家族に罵倒される毎日を送っていた。戦いに敗れ死後エインフェリアとなるが、その死は、彼女の最期に立ち会った蘇芳にも影響を与える。 ヴァルキリーに選定されるシーンは描かれておらず、ゲーム中の魔術師の中で唯一、初期状態のままでは攻撃魔法を一切覚えていない。 蘇芳(スオウ) 声 - 高瀬右光 侍。24歳。生前は倭国の戦闘集団「百鬼衆」の一員であった。 強い精神力と高い戦闘力を持ち、「百鬼衆」の中でも敏腕でかつ情け深い人物で、信念に生きる忠義の侍。他の百鬼衆たちと同じ鎧をまとい同じ骸骨のような仮面を被っているが、その下には人間の若い男性の素顔がある。生前のある日、無敵を誇っていた狂戦士部隊を打ち破ることに成功した際に、その奥で詩帆を発見して保護するが隊長に斬り捨てられてしまい、自分の信じるものに初めて疑問を抱く。その後「村人に紛れた敵工作兵の殲滅」という名目である村を焼き討ちにする任務中、家族を守ろうとする青年を見て自らの本望に気づき、死してエインフェリアとなる。 決め技は巨大な氷の柱を連続で生み出し相手を貫く「氷葬方陣」。
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