混種語とは? わかりやすく解説

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こんしゅ‐ご【混種語】

読み方:こんしゅご

異な言語由来する二つ上の要素結合してできた単語例えば、和語と漢語との結合である「手製」、和語外来語との結合である「長ズボン」、漢語外来語との結合である「邦文タイプ」、外来語どうしの結合である「カフスボタン」など。


混種語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 15:10 UTC 版)

混種語(こんしゅご)または混血語(こんけつご、: hybrid: hybrides Wort[1]とは、ある言語形態素とそれとは別の言語の形態素を語源とした合成語のこと。特に日本語では語種の一種であり、和語漢語外来語という語種の異なる形態素からなる複合語のことを指す。他の言語では、例えば英語の場合、「自動車」を表す英語「Automobile」は、ギリシャ語autoαυτό、「自分で」)とラテン語mobilis(「移動できる」)と2つの異なる言語を語源としている。


注釈

  1. ^ そもそも「にく」を訓読みととらえたとも考えられる。「訓読み」参照。

出典

  1. ^ 亀井孝ら『言語学大辞典』第6巻、三省堂、1996年、594頁。
  2. ^ 佐藤武義「漢語の国語化」『漢字百科大事典』、112頁
  3. ^ 佐藤亭「和漢雑糅語」『漢字百科大事典』、94頁
  4. ^ 高島、102頁。
  5. ^ 高島、101頁。
  6. ^ 高島、111頁。
  7. ^ 高島、103頁。


「混種語」の続きの解説一覧

混種語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 23:28 UTC 版)

漢語」の記事における「混種語」の解説

詳細は「混種語」を参照雑木」を「ぞうき」と読むような重箱読みや、「夕刊」を「ゆうかん」と読むような湯桶読みは、和語と漢語複合させた混種語(和漢混淆語)であり、漢語範疇ではない。

※この「混種語」の解説は、「漢語」の解説の一部です。
「混種語」を含む「漢語」の記事については、「漢語」の概要を参照ください。

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