災害派遣とは? わかりやすく解説

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さいがい‐はけん【災害派遣】

読み方:さいがいはけん

震災洪水大雪などの災害救援自衛隊派遣すること。通常都道府県知事要請よる。自衛隊法83条に規定

災害派遣の画像
東日本大震災での災害派遣
災害派遣の画像
東日本大震災での災害派遣

災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/09 15:18 UTC 版)

災害派遣(さいがいはけん)とは、地震水害その他の自然災害、人命又は財産の保護のため必要がある災害事故などの発生に際し、地方公共団体消防警察などの能力だけでは対処しきれない事態において陸海空自衛隊の部隊を派遣し、救助活動・予防活動などの救援活動を行うことである[1]。自衛隊において、防衛出動および治安出動に並ぶ重要な任務のひとつとされる。「災派(さいは)」と略称されることもある。




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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:33 UTC 版)

自衛隊」の記事における「災害派遣」の解説

.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 2004年平成16年10月28日撮影新潟県中越地震 2011年平成23年3月13日東日本大震災 詳細は「災害派遣」を参照 自衛隊の災害派遣は自衛隊法83条によって定められており、自然災害人為的災害問わず災害時各都道府県知事などの要請によって防衛大臣又はその指定する者(方面総監自衛艦隊司令官など)が部隊出動命令し救援活動を行う。災害際し要請を待ついとまがない緊急事態考えられる場合震度5弱以上など)は要請待たない情報収集救助のため部隊派遣することができる。災害派遣には大規模災害派遣原子力災害派遣含まれる。災害派遣は地震台風による大雨三宅島大島の火山噴火の際に実施されているほか、地下鉄サリン事件日本航空123便墜落事故など消防のみでは対処困難な事件事故の際にも実施された。また、離島からの急患輸送遭難者捜索も災害派遣扱いとなる。 上記異な類型の災害派遣として、「近傍災害派遣」がある。近傍災害派遣は自衛隊法83第3項定められており、防衛省施設近傍において火災その他の災害発生した場合部隊長必要に応じて部隊の派遣を行うことができる。 災害派遣の件数毎年800前後で、2004年度平成16年度)では急患輸送が年616回、次いで消火支援102回(うち近傍災害派遣が92件)で、その他すべてをあわせ自衛隊全体で884回出動している。1995年平成7年)の阪神・淡路大震災においてはのべ約225万人派遣され2011年平成23年)の東日本大震災では、3月19日 から同年5月10日 まで、50日間連続して10万人/日を超える規模派遣を行うなど、それぞれきわめて大規模な災害派遣が行われた。

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 23:37 UTC 版)

自衛隊海外派遣」の記事における「災害派遣」の解説

マリアナ派遣マリアナ海域漁船集団遭難事件 1965年昭和40年10月7日マリアナ諸島アグリハン島沖に避泊していた日本漁船団が台風第29号直撃受けて座礁及び沈没した船各1隻、死者1名が確認されたが、残り漁船5隻と遭難した乗員251名中208が行不明になった。9日夜の海上保安庁長官要請受けて海上自衛隊護衛艦4隻と給油艦1隻を派遣するとともに、P2V-7哨戒機11機もグアムアガナ海軍航空基地展開し捜索救難活動実施したハワイ派遣えひめ丸事故 2001年平成13年2月10日ハワイ州オアフ島沖で、愛媛県立宇和島水産高等学校練習船だったえひめ丸浮上してきたアメリカ海軍原子力潜水艦グリーンビル衝突し沈没させる事故発生その後8月愛媛県からの要請を受け政府は、潜水艦救難艦ちはやを災害派遣し遺体捜索作業に当たらせた。

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 06:24 UTC 版)

警察予備隊」の記事における「災害派遣」の解説

1951年10月ルース台風により山口県玖珂郡一帯孤立自然災害被害に対して初め警察予備隊投入が行われた。

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 07:48 UTC 版)

第33普通科連隊」の記事における「災害派遣」の解説

2011年3月11日起きた東北地方太平洋沖地震受けて宮城県岩沼市に約600人が3月12日から5月24日まで派遣された。

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 04:50 UTC 版)

第30普通科連隊」の記事における「災害派遣」の解説

1997年平成09年)1月 - ナホトカ号重油流出事故2004年平成16年10-12月 - 新潟県中越地震2007年平成19年7-8月 - 新潟県中越沖地震2010年平成22年3月 - 加茂市水道管破裂に伴う給水活動2011年平成23年3月 - 東日本大震災に伴う災害派遣。主に福島県内活動2017年平成29年3月 - 関山演習場にてアメリカ海兵隊共同訓練実地V-22 オスプレイ輸送機参加した2018年平成30年1月 - 佐渡市凍害による水道断水対す給水活動第12後方支援隊第2普通科連隊他の陸上自衛隊部隊及び航空自衛隊の第46警戒と共に実施した

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 10:13 UTC 版)

第17普通科連隊」の記事における「災害派遣」の解説

2011年3月11日起きた東日本大震災の際、福島県派遣され5月3日からは福島第一原子力発電所事故警戒区域となっている浪江町でも活動最後80人は6月15日山口市に帰隊した。連隊発見した遺体は約102016年4月16日より断続的に発生した熊本県熊本地方震央とする「平成28年熊本地震」で南阿蘇村にて捜索活動行っている。

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:12 UTC 版)

第14普通科連隊」の記事における「災害派遣」の解説

1995年平成7年1月17日 - 4月27日阪神・淡路大震災 1997年平成9年1月9日 - 3月13日ナホトカ号重油流出事故 1998年平成10年7月10日 - 11日福井県鯖江市浅水川堤防溢水現場土嚢積み 2001年平成13年5月18日 - 19日石川県内浦町山林火災 2004年平成16年2月9日福井県大町山での冬山遭難事故 2004年平成16年7月18日 - 8月3日福井豪雨 2004年平成16年10月20日 - 11月24日新潟県中越地震における災害派遣活動 2007年平成19年3月能登半島地震による災害派遣活動 2011年平成23年1月31日 - 2月1日平成23年豪雪による災害派遣活動福井県越前市における除雪支援および給油支援 2011年平成23年3月14日 - 5月26日東日本大震災における災害派遣活動宮城県名取市山元町における行方不明者の捜索瓦礫除去給食支援給水支援物資輸送 2018年平成30年2月6日平成30年豪雪による災害派遣活動除雪作業および人命救助2021年令和3年1月10日 - 11日令和3年豪雪による北陸自動車道などにおける大雪係る災害派遣活動

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 01:15 UTC 版)

LR-2」の記事における「災害派遣」の解説

例としては2015年4月23日那覇福岡、同4月26日石垣島那覇、同4月30日函館札幌、同6月5日釧路札幌などの出動実績がある。

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災害派遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 09:21 UTC 版)

戦闘糧食I型」の記事における「災害派遣」の解説

自衛隊の災害派遣の増加に伴い被災者への食料として使われることが多い。しかし、「苦し状況下で赤飯を配るとは何事だ」といった苦情が出るなどの問題がある(実例はない)。そのため、災害派遣にはなるべく使わないよう配慮なされている。ただ、実際は、米食中でも特に「もち米」が高比率配合されているため腹持ち良いという実用的な面と、単純に配布する食料バリエーションをふやす目的赤飯選ばれたと推測されるその後2011年発生した東日本大震災の災害派遣を機に陸上自衛隊航空自衛隊赤飯調達中止することを決定した。これにより、1957年調達開始以来54年目に、赤飯が陸・空自衛隊の戦闘糧食メニューから外れた阪神・淡路大震災の際は、緊急食料として缶詰食が供給されたが、大量缶詰湯煎する設備無かったため、神戸港接岸中の護衛艦浴槽代用した北海道南西沖地震の際にも、奥尻島住民に対して航空自衛隊奥尻分屯基地保管されていた緊急用缶詰食が配布され、やはり分屯基地浴槽熱湯入れて缶詰湯煎が行われた。

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