ほう‐か〔‐クワ〕【×烽火】
のろし【狼=煙/烽=火】
烽火
狼煙
(烽火 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 09:22 UTC 版)
狼煙(のろし)とは、物を焼くことで煙を上げ、それを離れたところから確認することによって、情報を伝達する手段である。夜間など煙が見えない場合は、火そのものも使われる。烽火、狼火(ろうか)、狼燧(ろうすい)とも言う。
- ^ 前近代の中国では、緊急度が高い場合、草より狼の糞を用い、より黒く濃い煙(明確に遠方でも見える狼煙)を上げたとされ、燃やす物によって煙色の差を出しており、その状況によって燃やす物を変えていた。また、焚き上げる狼煙の数で敵の数を定めて知らせていた(例、1つなら100人、2つなら500、4つなら5千)。参考・ディスカバリーHVチャンネル『中国の七不思議スペシャル』番組内の説明を一部参考。従って、燃やすものと組み合わせ次第で、複数の意図を伝えた。
- ^ 「漢典」の「成語」検索 http://www.zdic.net/cy/ch/ZdicE7Zdic8BZdicBC13700.htm
- ^ フランス式の腕木通信機、その他の欧米諸国で用いられたシャッター式通信機がある。日本では江戸時代に相場情報を伝達するため、同様に望遠鏡で信号を読み取る旗振り通信が出現した。
- ^ 早朝の花火に「やめて」の声 運動会知らせる東北の風習、仙台では見送る学校増加 - 河北新報
- ^ 文化遺産オンライン 先島諸島火番盛
- ^ “信玄公生誕500年、狼煙で66か所300キロつなぐ記念リレー…2時間半かけ到達”. 読売新聞オンライン (2021年11月1日). 2021年11月3日閲覧。
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