無病生存期間/無再発生存期間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 05:15 UTC 版)
「無増悪生存期間」の記事における「無病生存期間/無再発生存期間」の解説
無病生存期間(Disease-free survival;DFS)とは、根治治療後、病変が検出されず生存している状態の期間を指す。 無再発生存期間(Relapse-free survival;RFS)とは、患者が治療を受けた後、当該疾患が再発せず生存している状態の期間を指す。 無病生存期間は、通常、手術や手術+補助療法など、患者が見かけ上無病状態になる様な限局性疾患に対する治療の結果を分析する為に使用される。無病生存期間では、死亡ではなく再発が問題となる。再発した患者はまだ生存しているが、もはや無病ではない。生存曲線において全ての患者が死亡する訳ではないのと同様に、「無病生存曲線」においても、すべての患者が再発するわけではなく、研究の最大追跡期間後に再発しなかった患者を表す最終的なプラトーが存在する場合がある。
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