無症候性甲状腺機能低下症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 03:06 UTC 版)
「レボチロキシン」の記事における「無症候性甲状腺機能低下症」の解説
無症候性甲状腺機能低下症は血中TSH上昇と血中T4値正常とで定義される。この様な患者では症状はなく、治療すべきか否か議論が分かれている。治療する利点の一つは、甲状腺機能低下症の顕在化を予防できる事である。血中TSH>10mIU/Lである場合、甲状腺ペルオキシダーゼ抗体上昇の場合、あるいは血中TSH=5〜10mIU/Lで症状がある場合、妊娠しているまたは妊娠を希望する場合 には治療を開始すべきである。無症候性患者のレボチロキシン服用量は1µg/kg/日とする。
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